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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-06-15 / その他教養 / 学内講座コード:21A1605300

読み解き味わう日本の愛唱歌【オンデマンド配信】 愛唱歌に見る日本人の心と愛情

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
6月29日(火)、 7月 6日(火)、 7月13日(火)、 7月20日(火)
講座回数
4回
時間
12時配信
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
7,500円
定員
 - 
その他
6800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
「さくらさくら」「荒城の月」「この道」「浜辺の歌」等、美しい日本の四季や日本人の心情を描いた愛唱歌の数々。明治時代、日本で初めての西洋音楽教育に取り組んだ結果、大正から昭和にかけての時代には、山田耕筰、北原白秋、三木露風、中山晋平など当時の最高の詩人、作曲家が子供のための歌を作った。これは、西洋音楽が存在しなかった日本ならではの、世界に類を見ない日本独自の文化である。そして、その誕生や経緯には、現代の日本人にはほとんど知られていない多くのエピソードがあった。明治、大正、昭和と時代の波に翻弄されながら歌われてきたこれら愛唱歌の歴史的価値と真の姿を通じて、これら日本の宝と言って良い歌曲の数々が、あまり歌われなくなってきている21 世紀の今日、もう一度その価値を確認し、後世に歌い継いで行くための手掛かりを探る。今回は、愛唱歌を通して見えてくる我々日本人のものの見方や家族への愛と絆を考察する。前年度と同じく実際に様々な愛唱歌を実際に歌い、その詞や内容を深く理解する。

【講座スケジュール】
第1回 6月29日(火) 西洋の文化に日本独自の花を咲かせて~西洋から日本に来た唱歌
詳細:明治五年の学制発布により、日本の教育現場にもたらされた西洋の唱歌。
西洋音楽の教材が存在しなかったため誕生した所謂「輸入唱歌」であるが、日本の優れた詩人たちによる訳詞と共に、長く歌い継がれる良質な歌曲となった唱歌が数多く存在する。
日本の歌ではなかったのか、と驚かれることも多いそれらの唱歌の成り立ちと魅力を考察する。
「ビルマの竪琴」にも登場した「埴生の宿」、「庭の千草」を始め、「旅愁」「故郷を離るる歌」「思い出」等を取り上げる。
第2回 7月 6日(火) 歌に込められた生き物への優しい眼差し~身の回りの動物、植物を歌った唱歌
詳細:唱歌には、身近な存在である動物や、日本人のそばにあった豊かな自然の花々、森や林の木々などの植物を歌った曲も数多く存在する。そこからは、日本人の生き物や自然に対する考え方、感覚が見えて来る。
またそれによって、日本人の心の底に流れる仏教的な世界観も窺い知ることが出来る。今なお愛され続ける唱歌の数々から、それらを読み解いて行く。
「うさぎ」「靴がなる」「あわて床屋」「待ちぼうけ」等「うさぎ」の歌
「7つの子」「夕焼け小焼け」等「カラス」の歌
「赤とんぼ」「とんぼのめがね」等「とんぼ」の歌 等
第3回 7月13日(火) 郷愁の唱歌~家族、兄弟姉妹への愛を歌う
詳細:一家に三世代も当然だった明治、大正、昭和の時代、生まれた土地で一生を終える人々が多く存在し、SNSもパソコンも無かった頃、家族の結びつきは今よりも深く濃密だった。また貧しさや戦争によって引き裂かれる家族の悲哀もそこにはあった。遠く離れた家族や日々助け合いながら暮らす家族を歌った歌には、お互いを思い合う愛情に溢れた歌が多い。愛唱歌を通してその想いを考察する。
「かあさんの歌」「冬の夜」「里の秋」「ひなまつり」「せいくらべ」「母」等
第4回 7月20日(火) 子守唄に母の願いを込めて~日本と西洋の子守唄
詳細:私達が生まれて初めて耳にする歌、それは母親が歌う子守唄ではないだろうか。我が子の成長を願う母の愛を歌った子守唄には、洋の東西を問わず大人の心も打つ名曲が多い。日本各地に伝わる子守唄、そして外国の有名な子守唄を取り上げ、そこに流れる普遍的な母の愛、親子の絆を探る。
日本の子守唄…「中国地方の子守唄」「竹田の子守唄」「五木の子守唄」「ゆりかご」等
外国の子守唄…「モーツァルトの子守唄」「ブラームスの子守唄」「シューベルトの子守唄」「眠りの精」等

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。


【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義(約1時間)を受講できます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴できます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「動画の再生(オンデマンド配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。

講師陣

名前 杉下 友季子
肩書き ソプラノ歌手(二期会会員)
プロフィール 武蔵野音楽大学声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。1989年、埼玉県民オペラ「秩父晩鐘」(池辺晋一郎作曲)に主演後、「こうもり」ロザリンデ、「メリー・ウィドウ」ハンナ、「トスカ」題名役、「トロヴァトーレ」レオノーラ、「仮面舞踏会」アメリア、などオペラ公演に多数出演。特に2014年、イタリア・プーリア州のトラエッタ音楽祭で「ラ・ボエーム」ミミ役で出演し好評を博した。2015年にはイタリア・ルッカのサンタマリア・ネーラ教会のコンサートで「蝶々夫人」のアリアを歌う。その他ハンガリー及びウィーンでのコンサート、二期会サロンコンサートなどにも数多く出演している。歌手として活躍する一方、声楽の個人レッスン、コーラス、童謡の会の指導などにも当たっている。
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