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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-05-21 / その他教養 / 学内講座コード:21A1600800

神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科主催講座 - 日本ナショナリズムの解剖学9 反近代の思想と戦争の論理【オンデマンド配信】 農本主義・日本浪漫派・近代の超克論の再検討

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月22日(土)、 5月29日(土)、 6月 5日(土)、 6月12日(土)、 6月19日(土)
講座回数
5回
時間
12時配信
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
 - 
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
第二次世界大戦は、総力戦であると同時に思想・イデオロギーの戦争でもあった。日本の戦争も同様であったが、日本の場合、戦争を正当化し、国民を動員するため、様々な思想が整合性を問うことなく切り貼り細工のように利用されたところに特徴があった。しかし、そうした雑多性の背後にも、時代の思想としての共通する性格を見出すことができないわけではない。それを一言でいえば「反近代」ということである。
本講座では、その「反近代」という観念に注目して、戦争と思想・イデオロギーの関係の問題について考えたい。

【講座スケジュール】
第1回 5月22日(土) 反近代思想としての農本主義
詳細:橘孝三郎・権藤成卿らの農本主義が、どのような論理で急進化し、テロリズムに傾斜していったかを分析する
第2回 5月29日(土) 日本浪漫派と「伝統」の政治化
詳細:ロマン派的美意識は何故戦争への精神的動員の道を開いたか、を考える
第3回 6月 5日(土) 世界史的立場と全体主義
詳細:京都学派の「世界史的立場と日本」と戦争の論理との関係を検討する
第4回 6月12日(土) 「近代の超克」の射程
詳細:三木清の協同主義の論理を分析し、「近代の超克論」の提起した問題の現代的意義を考える
第5回 6月19日(土) 戦争と思想
詳細:戦時下日本の政治・思想の問題を検討することを通じて、思想の自立性の問題を考える

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。


【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義(約1時間)を受講できます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴できます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「動画の再生(オンデマンド配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。

講師陣

名前 橘川 俊忠
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1945 年生まれ。東京大学法学部卒業。専門は日本政治思想史。著書に『近代批判の思想』(論創社)、『歴史解読の視座』『日本の民俗学者 ― 人と学問』(以上、共著、御茶の水書房)、『奥能登と時国家研究編2』(平凡社)、『終わりなき戦後を問う』(明石書店)、『丸山眞男「日本政治思想史研究」を読む』(日本評論社)などがある。
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