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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-10-19 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:20B1602000

疫病流行の王朝時代【オンデマンド配信】

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月22日(木)、10月29日(木)、11月 5日(木)
講座回数
3回
時間
12:00配信開始
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
 - 
その他
4500円(神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
王朝時代の人々が「疫病」と呼んだのは、感染力が強くて伝染性の高い病気のことで、要するに、伝染病のことです。そして、王朝時代において、疫病=伝染病の流行は、しばしば悲惨な結末をもたらしたものでした。それは、今から千年もの昔となる王朝時代には、医療もまだまだ未熟であり、公衆衛生の考え方もなかったからでしょう。
しかも、王朝時代の人々は、現代のわれわれとは比べものならないくらい頻繁に、疫病流行を経験していました。王朝時代には、毎年とは言わないまでも、二年に一度とか三年に一度とかいった頻度で、強烈な疫病流行が起きていたのです。
また、王朝時代の疫病は、冬場によりも、むしろ、夏場にこそ、猛威を揮ったのでした。どうやら、王朝時代の人々を脅かしていた疫病は、われわれ現代人には馴染みのない病気だったようなのです。しかも、その種類は、けっして少なくはありませんでした。
『枕草子』や『源氏物語』が産み出された王朝時代は、しばしば「雅(みやび)やか「煌(きら)びやか」「華麗」「絢爛(けんらん)」といった言葉で語られますが、実のところ、多くの人々の生命を瞬く間に奪う疫病が頻繁に流行する、恐ろしい時代でもあったのです。若くして疫病に没することがなかった清少納言や紫式部は、ただ運がよかっただけでしょう。
では、当時の人々は、その恐ろしい疫病の流行に、どのように対処していたのでしょうか。
もちろん、王朝時代の人々にしても、ただただ黙って疫病の流行に蹂躙されていたわけではありません。彼らにも、彼らなりの抵抗手段があったのです。
そこで、この講座では、まずは王朝時代の疫病がどのような惨状を作り出したのかということからはじめて、その状況に人々がどう対処していたのかというところまで、掘り下げていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月22日(木) 王朝時代の疫病流行
第2回10月29日(木) 庶民たちの疫病対策
第3回11月 5日(木) 貴族たちの疫病対策

備考

【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義を視聴出来ます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴出来ます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴出来なくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
(3)受講するをクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」または「動画の再生」が始まります。
(資料のダウンロードも出来ます。印刷等、ご自身のご都合に合わせてご利用ください。)
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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