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講座詳細情報

申し込み締切日:2020-10-13 / その他教養 / 学内講座コード:20B1600300

神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科主催講座 アジア主義とはなんだったのか 【オンデマンド配信】 日本ナショナリズムの解剖学8

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月15日(木)、10月22日(木)、10月29日(木)、11月 5日(木)
講座回数
4回
時間
12:00配信開始
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
6,500円
定員
 - 
その他
5800円(神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
本講座は、「日本ナショナリズムの解剖学」という連続講座の一部を構成するものとして企画されたものですが、新型コロナウィルス感染症の蔓延のためにオンライン講座という新しい形態をとらざるをえなくなりました。そこで、従来の連続性を意識しつつも、一回ごとの講座をより完結した独立性のつよいものに衣替えしてみようと考えました。そこで、今回はアジア主義にテーマを絞って四回の講義を行うことにしました。現在世界は、グローバル化、地域圏構想、自国中心主義など国際関係をめぐって様々な構想・イメージが交錯し、現実の国際組織・勢力圏が機能不全に陥りつつあるようにみえます。日本もアジアの一角に存在しながら、その存在の仕方をどのように自覚し、世界の平和と安定にどのように寄与していくのかを自問すべき状況にあります。そういう現在の問題を考えるためにも、近代以降日本がどのようにアジアの一員としの自覚を形成し、どのようにふるまってきたのかを検討することが必要であるというのが今回の講座の趣旨です。

【講座スケジュール】
第1回10月15日(木) アジア主義とは何か
詳細:この回は、竹内好三や橋川文三などアジア主義についての戦後の研究を概観し、今日アジア主義を検討することの意義を検証する。

第2回10月22日(木) 明治期アジア主義の諸相
詳細:明治維新後の日本のアジア認識の諸相を検討する。特に自由民権運動とアジア認識との関係に焦点を絞る。同時に岡倉天心の「アジアは一つ」の意味を考える。

第3回10月29日(木) 「大東亜共栄圏構想」とアジア主義
詳細:第二次世界大戦は当時の日本にとっては「大東亜共栄圏」建設のための「大東亜戦争」であった。そのイデオロギー的基礎となったアジア主義の論理を大川周明の思想に探る。

第4回11月 5日(木) 東亜共同体論の再検討
詳細:右翼系のアジア主義以外にも、尾崎秀実・三木清らによる東亜共同体論があった。その論理を検討し、現在的意味を考える。

備考

【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義を視聴出来ます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴出来ます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴出来なくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合

◆オンラインコウザ受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
(3)受講するをクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」または「動画の再生」が始まります
(資料のダウンロードも出来ます。印刷等、ご自身のご都合に合わせてご利用ください。)
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
 お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 橘川 俊忠
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1945年生まれ。東京大学法学部卒業。専門は日本政治思想史。著書に『近代批判の思想』(論創社)、『歴史解読の視座』『日本の民俗学者 ― 人と学問』(以上、共著、御茶の水書房)、『奥能登と時国家研究編2』(平凡社)、『終わりなき戦後を問う』(明石書店)、『丸山眞男「日本政治思想史研究」を読む』(日本評論社)などがある。
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