講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-13 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:19B1612201
歴史とオペラ
- 開催日
- 10月15日(火)、11月 5日(火)、11月12日(火)、11月19日(火)、11月26日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
歴史はオペラの題材として好んで取り上げられてきた。オペラが成立した時代の影響を受け、史実と異なる内容の作品も多い。歴史上の人物や大事件を検証し、それらを題材としたオペラをとりあげ、歴史とオペラの違い、オペラ成立時の背景が作品に与えた影響を探り、オペラの面白さを鑑賞する。最初の三回はドニゼッティ「女王三部作」をとりあげ、イギリス・チューダー朝の歴史と女王たちの肖像を見つめ、後の二回は、その後のイギリスの内戦、ヨーロッパを震撼させたフランスの新教徒大虐殺事件を扱ったオペラを取りあげる。
【講座スケジュール】
第1回10月15日(火) アン・ブーリン:《アンナ・ボレーナ》
詳細:命がけで王妃の座を求めたアン・ブーリン。王妃の座にあったのは1000 日。ヘンリー8 世に陥れられ、処刑されるまでの姿を描いたオペラをとおして、短くも儚い女性の生涯に迫る。
第2回11月 5日(火) メアリー・スチュアート:《マリア・ストゥアルダ》
詳細:メアリー・ステュアートはその身に流れるチューダー朝の血ゆえに、生涯エリザベス一世の王座を脅かした。二人の女王の対立と葛藤を浮き彫りにする。
第3回11月12日(火) ロバート・デヴロー:《ロベルト・デヴェリュー》
詳細:エリザベス女王が我が子のように慈しんだ寵臣ロバート・デヴローは、女王の晩年、反乱を企てる。オペラ作品は、反乱を鎮圧し処刑するまでの女王の葛藤をドラマチックに描く。
第4回11月19日(火) 王党派と議会派が対立したイギリス内戦:ベッリーニ《清教徒》
詳細:17 世紀、王党派と議会派が対立した内戦の背景に迫り、革命に巻き込まれた恋人たちの危機を描いたオペラ作品を取りあげる。
第5回11月26日(火) サン・バルテルミの大虐殺:マイアベーア《ユグノー教徒》
詳細:1572 年のパリで起こった聖バルテルミの大虐殺、仕組んだのは誰か? 歴史的背景を探り、カトリックとユグノー教徒の対立に翻弄される恋人たちを描いたオペラ作品を鑑賞する。
歴史はオペラの題材として好んで取り上げられてきた。オペラが成立した時代の影響を受け、史実と異なる内容の作品も多い。歴史上の人物や大事件を検証し、それらを題材としたオペラをとりあげ、歴史とオペラの違い、オペラ成立時の背景が作品に与えた影響を探り、オペラの面白さを鑑賞する。最初の三回はドニゼッティ「女王三部作」をとりあげ、イギリス・チューダー朝の歴史と女王たちの肖像を見つめ、後の二回は、その後のイギリスの内戦、ヨーロッパを震撼させたフランスの新教徒大虐殺事件を扱ったオペラを取りあげる。
【講座スケジュール】
第1回10月15日(火) アン・ブーリン:《アンナ・ボレーナ》
詳細:命がけで王妃の座を求めたアン・ブーリン。王妃の座にあったのは1000 日。ヘンリー8 世に陥れられ、処刑されるまでの姿を描いたオペラをとおして、短くも儚い女性の生涯に迫る。
第2回11月 5日(火) メアリー・スチュアート:《マリア・ストゥアルダ》
詳細:メアリー・ステュアートはその身に流れるチューダー朝の血ゆえに、生涯エリザベス一世の王座を脅かした。二人の女王の対立と葛藤を浮き彫りにする。
第3回11月12日(火) ロバート・デヴロー:《ロベルト・デヴェリュー》
詳細:エリザベス女王が我が子のように慈しんだ寵臣ロバート・デヴローは、女王の晩年、反乱を企てる。オペラ作品は、反乱を鎮圧し処刑するまでの女王の葛藤をドラマチックに描く。
第4回11月19日(火) 王党派と議会派が対立したイギリス内戦:ベッリーニ《清教徒》
詳細:17 世紀、王党派と議会派が対立した内戦の背景に迫り、革命に巻き込まれた恋人たちの危機を描いたオペラ作品を取りあげる。
第5回11月26日(火) サン・バルテルミの大虐殺:マイアベーア《ユグノー教徒》
詳細:1572 年のパリで起こった聖バルテルミの大虐殺、仕組んだのは誰か? 歴史的背景を探り、カトリックとユグノー教徒の対立に翻弄される恋人たちを描いたオペラ作品を鑑賞する。
講師陣
名前 | 石井 美樹子 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1974~78 年英国ケンブリッジ大学大学院にて中世英文学を専攻。文学博士。ケンブリッジ大学東洋学部専任講師、静岡大学教授を経て2013 年3 月まで神奈川大学外国語学部教授。専門は中世・ルネサンスのイギリス文学・歴史。主要著書に『聖母のルネサンス― マリアはどう描かれたか』(岩波書店)、『エリザベス― 華麗なる孤独』(中央公論新社)、『ヨーロッパの王妃』『ヨーロッパ宮廷の愛人たち』『マリー・アントワネットの宮廷画家― ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』『マリー・アントワネット― ファッションで世界を変えた女』(以上、河出書房新社)ほか多数。 |
名前 | 加藤 浩子 |
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肩書き | 音楽評論家 |
プロフィール | 慶応義塾大学、同大学院修了(音楽学専攻)。大学院在学中、オーストリア政府給費留学生としてインスブルック大学に留学。オペラをメインテーマに、執筆、講演、オペラ&音楽ツアーの企画同行など多彩に活動。著書に『今夜はオペラ!』『ようこそオペラ!』『オペラ 愛の名曲20 + 4 選』『モーツァルト 愛の名曲20 選』『バッハへの旅』『黄金の翼=ジュゼッペ・ヴェルディ』『人生の午後に生きがいを奏でる家』『さわりで覚えるオペラの名曲20 選』『さわりで覚えるバッハの名曲25 選』『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』『音楽で楽しむ名画』。他共著多数。最新刊は『バッハ』(平凡社新書)。 公式HP http://www.casa-hiroko.com/ ブログ「加藤浩子の美しき人生la bella vita』http://plaza.rakuten.co.jp/casahiroko/ |