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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-06-28 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19A1614601

伊勢神宮と天照大神

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
6月29日(土)、 7月13日(土)、 7月27日(土)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
30
その他
4,500円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
伊勢神宮(正式名称は神宮)は、三重県伊勢市に鎮座する皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮(ないくう))と豊受大神宮(とようけだいじんぐう)(外宮(げくう))を中心に、所属する別宮や摂社、末社、所管社をあわせた計125 の総称です。古来より親しみをこめて「お伊勢さん」と呼ばれ、人々の崇敬を集めてきました。
内宮は、皇祖神とされる天照大神、外宮はその天照大神の食事を掌る豊受大神を祀っており、毎日朝夕に御饌を供する日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)や、その年に収穫した新穀を捧げる神嘗祭(かんなめさい)など、年間約1500 の祭祀が営まれています。また、20 年に1度社殿を建て替える式年遷宮でも、多くの祭儀が行われ、なかでも神体を新宮(にいみや)に移す遷御(せんぎょ)の儀は有名です。近くは2013 年に執り行われましたが、この年、1420 万人もの参拝者が伊勢を訪れています。
本講座では、こうした神宮の歴史と制度について、成立と展開、祭神、仏教との関係という三つの点から検討したいと思います。また関連する話題として、神仏習合や中世神道説についても取り上げる予定です。資料はこちらで用意します。
できるだけ原文資料を用いて、前近代の人々の信仰の姿をたどってみたいと考えていますが、そうした資料を読むのが初めてという方でもわかりやすいよう、丁寧に解説しながら進めていきますので、是非ご参加下さい。

【講座スケジュール】
第1回 6月29日(土) 伊勢神宮の成立と展開
詳細:神宮の成立から近世までの展開をたどり、その後に祭祀や社殿の構造に光をあてます。
第2回 7月13日(土) 天照大神像の変容
詳細:記紀神話に描かれた天照大神について取り上げ、更にその神格に関する後世の解釈を検討します。
第3回 7月27日(土) 伊勢神宮と仏教
詳細:仏法忌避の伝統を有する神宮が、仏教とどのようにかかわってきたのか、その変遷を考察します。

講師陣

名前 平沢 卓也
肩書き 学習院大学非常勤講師
プロフィール 1967 年、東京都生まれ。國學院大學卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻は神仏習合史、神道思想史、宗教文芸。論文に「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)、「『倭姫命世記』と仏法― 諄辞・清浄偈を中心に―」(小峯和明監修・原克昭編『宗教文芸の言説と環境』笠間書院)、「吉田家と日本書紀― 吉田兼倶の神代巻講釈を中心に―」(遠藤慶太・河内春人・関根淳・細井浩志編『日本書紀の誕生― 編纂と受容の歴史』八木書店)などがある。
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