講座詳細情報
申し込み締切日:2019-05-09 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:19A1611301
日本装束史I ―礼服と束帯
- 開催日
- 5月10日(金)、 5月17日(金)、 6月 7日(金)、 6月21日(金)、 7月12日(金)、 7月19日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,500円
- 定員
- 30
- その他
- 8,500円(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
現代社会において、服装は原則として各人の自由である。それでも、職業によっては制服があるし、冠婚葬祭をはじめ、公的な場では常識に基づいたそれなりの決まりがある。これが前近代の日本では、天皇を頂点とする公家社会にしろ、将軍を頂点とする武家社会にしろ、そこは身分制社会であったために、人々の服装は様々な規定に縛られていた。そうした規定に縛られた天皇・公家・将軍・武家・高僧などの上流階級やその周辺の人々が着用した歴史的着衣を装束という。本講座では公家装束のうち、即位式限定の特殊装束である礼服と男子の正装である束帯について考える。
【講座スケジュール】
第1回 5月10日(金) 礼服【第1回~第3回】
詳細:礼服は、本来は元日朝賀という朝廷儀礼と即位式で着用された。しかし、摂関時代になると、朝賀という儀礼が廃絶したために、天皇と即位式参加の一部の公家だけが着用する即位式限定の特殊装束となった。この礼服について3 回にわたって講義する。
第2回 5月17日(金)
第3回 6月 7日(金)
第4回 6月21日(金) 束帯【第4回~第6回】
詳細:束帯は、天皇・将軍・公家・武家のいずれであれ男子の正装であり、朝廷の公務の際に着用が義務づけられた公服の第一である。現在の天皇・皇太子・皇族も着用し、本来は礼服であった即位式での装束も、明治天皇の即位式からは束帯となり、現在に続いている。この束帯について3 回にわたって講義する。
第5回 7月12日(金)
第6回 7月19日(金)
現代社会において、服装は原則として各人の自由である。それでも、職業によっては制服があるし、冠婚葬祭をはじめ、公的な場では常識に基づいたそれなりの決まりがある。これが前近代の日本では、天皇を頂点とする公家社会にしろ、将軍を頂点とする武家社会にしろ、そこは身分制社会であったために、人々の服装は様々な規定に縛られていた。そうした規定に縛られた天皇・公家・将軍・武家・高僧などの上流階級やその周辺の人々が着用した歴史的着衣を装束という。本講座では公家装束のうち、即位式限定の特殊装束である礼服と男子の正装である束帯について考える。
【講座スケジュール】
第1回 5月10日(金) 礼服【第1回~第3回】
詳細:礼服は、本来は元日朝賀という朝廷儀礼と即位式で着用された。しかし、摂関時代になると、朝賀という儀礼が廃絶したために、天皇と即位式参加の一部の公家だけが着用する即位式限定の特殊装束となった。この礼服について3 回にわたって講義する。
第2回 5月17日(金)
第3回 6月 7日(金)
第4回 6月21日(金) 束帯【第4回~第6回】
詳細:束帯は、天皇・将軍・公家・武家のいずれであれ男子の正装であり、朝廷の公務の際に着用が義務づけられた公服の第一である。現在の天皇・皇太子・皇族も着用し、本来は礼服であった即位式での装束も、明治天皇の即位式からは束帯となり、現在に続いている。この束帯について3 回にわたって講義する。
第5回 7月12日(金)
第6回 7月19日(金)
講師陣
名前 | 近藤 好和 |
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肩書き | 國學院大学大学院非常勤講師、千葉県刀剣登録審査委員 |
プロフィール | 1957 年神奈川県生まれ。1987 年國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学・広島大学)。著書に、『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』(以上、吉川弘文館)、『源義経』(ミネルヴァ書房)、『装束の日本史』『武具の日本史』(以上、平凡社新書)、『日本古代の武具 『国家珍宝帳』と正倉院の器仗』(思文閣出版)、『朝廷儀礼の文化史』(臨川書店)などがある。 |