講座詳細情報
申し込み締切日:2018-04-20 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:18A1611401
歴史に学ぶ人間力
- 開催日
- 4月21日(土)、 5月26日(土)、 6月30日(土)、 7月21日(土)、 8月18日(土)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:30~15:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
現代は混沌とした時代です。一方、歴史を見つめ歴史をひも解くと、歴史はいろいろなことを教えてくれます。このシリーズでは、さまざまな時代を生きぬいた為政者やある面で有名な人をとりあげ、彼らの足跡を辿ります。究極の問題が発生したとき、為政者やその人は、どのような事を考え、どのような行動をとったのか、そしてその難局をどのように乗り切っていったのか、究極の人間の行動をとらえます。人は困難に遭遇すると本質を表出します。歴史を題材に、ビジネスマンに必要なもの、生活者にとって大切なもの、その本質を追求します。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(土) 保科正之 ― 保科正之の決断
詳細:2 代将軍徳川秀忠の御落胤として生まれた幸松(正之)は、幼少時代、徳川姓を名乗れない不幸な日々を過ごしていました。そこに現われた救世主が武田信玄の二女見性院でした。見性院は、幸松によって武田家の再興を夢見たのです。しかし武田家家訓に従い、見性院は、元武田家遺臣、保科正光(高遠藩3 万石藩主)に幸松を託しました。その後幸松は、正之と名を改め、高遠藩主、山形藩主、そして会津藩主となっていきます。そして生涯にわたり徳川将軍家を支え続けたのです。保科正之の生き方に迫ります。
第2回 5月26日(土) 皇女アナスタシア ― 本物のゆくえ
詳細:今からちょうど100 年前、ロシア革命が起こりました。このとき皇帝一家7 人が銃殺になったと言われています。ところが死んだはずの皇女アナスタシアが生きていたのです。彼女の出現に世界中の人々は驚き、これから約65 年にわたって、本物説、偽物説が世界をかけめぐりました。アメリカのニクソン元大統領は、彼女を本物と信じ、彼女を大統領就任式に招待しました。本物だと信じた多くの人がいたにもかかわらず、結局、彼女は本物と認定されることなく、1984年アメリカでその生涯を閉じてしまいます。その真実に迫ります。
第3回 6月30日(土) 水野忠邦 ― 水野忠邦の誤算
詳細:水野忠邦は、唐津藩3 代の藩主の次男として生まれました。成長していくにつれ、忠邦は幕閣に入りたいと思うようになります。さまざまな人脈と画策をするうちに、やっとのことで老中になることができたのです。そして天保の改革を推進していくことになります。しかし、評判は芳しいものではありませんでした。水野忠邦の人生と彼を取り巻く人々との軋轢に迫ります。
第4回 7月21日(土) 蜂須賀重喜 ― 蜂須賀重喜の野望
詳細:1754 年に阿波藩(27 万5 千石)第10 代藩主に就任した蜂須賀重喜は、「絶対にバカにされまい」と心に決めていました。それは、重喜が秋田の小藩から大大名家に養子に入ったからでした。そういう重喜の気持ちが、さまざまな出来事を引き起こしたのです。藩の家老たちとの10 年に及ぶ抗争や大奥の老女松島との確執もそうでした。重喜の治世と重喜の人間力について学びます。
第5回 8月18日(土) 小松帯刀 ― 小松帯刀の秘策
詳細:小松帯刀は、薩摩藩家老として幕末を生きた人物です。西郷隆盛や坂本龍馬の歴史上の功績は、帯刀の存在なくしては、成し得ませんでした。また、朝廷と幕府からともに信頼され、15 代将軍慶喜に大政奉還を決断させた人間です。それほど日本の国に貢献した人材でありながら、歴史的には全く無名でした。それは、帯刀の持つ性格によるところが大きいのですが、明治天皇などは彼の偉大さに気づいていたひとりでした。そういう帯刀でしたが、病には勝てず35 歳で生涯を閉じてしまいます。篤姫と幼少をともに薩摩で生きた小松帯刀の生きざまに迫ります。
現代は混沌とした時代です。一方、歴史を見つめ歴史をひも解くと、歴史はいろいろなことを教えてくれます。このシリーズでは、さまざまな時代を生きぬいた為政者やある面で有名な人をとりあげ、彼らの足跡を辿ります。究極の問題が発生したとき、為政者やその人は、どのような事を考え、どのような行動をとったのか、そしてその難局をどのように乗り切っていったのか、究極の人間の行動をとらえます。人は困難に遭遇すると本質を表出します。歴史を題材に、ビジネスマンに必要なもの、生活者にとって大切なもの、その本質を追求します。
【講座スケジュール】
第1回 4月21日(土) 保科正之 ― 保科正之の決断
詳細:2 代将軍徳川秀忠の御落胤として生まれた幸松(正之)は、幼少時代、徳川姓を名乗れない不幸な日々を過ごしていました。そこに現われた救世主が武田信玄の二女見性院でした。見性院は、幸松によって武田家の再興を夢見たのです。しかし武田家家訓に従い、見性院は、元武田家遺臣、保科正光(高遠藩3 万石藩主)に幸松を託しました。その後幸松は、正之と名を改め、高遠藩主、山形藩主、そして会津藩主となっていきます。そして生涯にわたり徳川将軍家を支え続けたのです。保科正之の生き方に迫ります。
第2回 5月26日(土) 皇女アナスタシア ― 本物のゆくえ
詳細:今からちょうど100 年前、ロシア革命が起こりました。このとき皇帝一家7 人が銃殺になったと言われています。ところが死んだはずの皇女アナスタシアが生きていたのです。彼女の出現に世界中の人々は驚き、これから約65 年にわたって、本物説、偽物説が世界をかけめぐりました。アメリカのニクソン元大統領は、彼女を本物と信じ、彼女を大統領就任式に招待しました。本物だと信じた多くの人がいたにもかかわらず、結局、彼女は本物と認定されることなく、1984年アメリカでその生涯を閉じてしまいます。その真実に迫ります。
第3回 6月30日(土) 水野忠邦 ― 水野忠邦の誤算
詳細:水野忠邦は、唐津藩3 代の藩主の次男として生まれました。成長していくにつれ、忠邦は幕閣に入りたいと思うようになります。さまざまな人脈と画策をするうちに、やっとのことで老中になることができたのです。そして天保の改革を推進していくことになります。しかし、評判は芳しいものではありませんでした。水野忠邦の人生と彼を取り巻く人々との軋轢に迫ります。
第4回 7月21日(土) 蜂須賀重喜 ― 蜂須賀重喜の野望
詳細:1754 年に阿波藩(27 万5 千石)第10 代藩主に就任した蜂須賀重喜は、「絶対にバカにされまい」と心に決めていました。それは、重喜が秋田の小藩から大大名家に養子に入ったからでした。そういう重喜の気持ちが、さまざまな出来事を引き起こしたのです。藩の家老たちとの10 年に及ぶ抗争や大奥の老女松島との確執もそうでした。重喜の治世と重喜の人間力について学びます。
第5回 8月18日(土) 小松帯刀 ― 小松帯刀の秘策
詳細:小松帯刀は、薩摩藩家老として幕末を生きた人物です。西郷隆盛や坂本龍馬の歴史上の功績は、帯刀の存在なくしては、成し得ませんでした。また、朝廷と幕府からともに信頼され、15 代将軍慶喜に大政奉還を決断させた人間です。それほど日本の国に貢献した人材でありながら、歴史的には全く無名でした。それは、帯刀の持つ性格によるところが大きいのですが、明治天皇などは彼の偉大さに気づいていたひとりでした。そういう帯刀でしたが、病には勝てず35 歳で生涯を閉じてしまいます。篤姫と幼少をともに薩摩で生きた小松帯刀の生きざまに迫ります。
講師陣
名前 | 佐藤 敏彦 |
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肩書き | - |
プロフィール | 株式会社パスエイド代表取締役、東京理科大学生涯教育センター講師 明治大学リバティーアカデミー講師、歴史研究家 1952 年茨城県生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。日立金属株式会社・日立エンジニアリング株式会社・株式会社日立情報制御ソリュ-ションズを経て独立。日立系企業に35 年勤めそのうち30 年を人事教育畑に従事。現在は、人事院・防衛省・東京都・横浜市・キャノン・NTT などで研修講師を務める。また、歴史をテ-マにした講演を大学や全国の商工会議所・法人会等で展開している。 |