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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-07-31 / その他教養 / 学内講座コード:18A1611201

日本弓箭史

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
8月 1日(水)、 8月 8日(水)、 8月22日(水)、 9月 5日(水)、 9月12日(水)、 9月26日(水)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
30
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
歴史的に弓箭は、軍陣・狩猟のほかに騎射・歩射の競技、または儀仗と様々な目的で使用された。軍陣の場合、日本の攻撃具の主体は刀剣(日本刀)であると誤解している人は多い。しかし、じつは弓箭こそ古代以来日本の攻撃具の主体であり、鉄炮伝来以降も衰退することなく使用され続けた。また、弓箭というと弓と矢だけを思い浮かべる人が多いであろうが、歴史的にはこれに矢を収納して携帯する容器が加わる。矢と容器は刀剣の刀身と鞘のように一体のものであった。そうした日本の弓・矢・容器についてその概要を講義する。

【講座スケジュール】
第1回 8月 1日(水) 弓の構造と種類
詳細:日本の弓には、古代以来の木製弓と中世以降の伏竹弓があり、伏竹弓には外竹弓・三枚打弓・四方竹弓・弓胎弓等の種類がある。古代から近世に至る弓の変遷について講義する。

第2回 8月 8日(水) 矢の構造と種類(1)
詳細:弓箭の中心は矢である。古代以来、矢は使用目的で軍陣用の征矢、狩猟用の狩矢(野矢)、歩射競技用の的矢、騎射競技用の引目矢等に大別できる。その相違点の要点は鏃の形状と矢羽の枚数である。各矢の構造と相違点について2 回にわたって講義する

第3回 8月22日(水) 矢の構造と種類(2)
詳細:弓箭の中心は矢である。古代以来、矢は使用目的で軍陣用の征矢、狩猟用の狩矢(野矢)、歩射競技用の的矢、騎射競技用の引目矢等に大別できる。その相違点の要点は鏃の形状と矢羽の枚数である。各矢の構造と相違点について2 回にわたって講義する

第4回 9月 5日(水) 矢の容器の構造と種類(1)
詳細:矢の容器は時代や目的に応じて様々な種類がある。古代では靫と胡禄、中世以降は箙と空穂、10 世紀以降の儀仗では平胡?と壺胡?等である。各容器の構造と矢の収納方法等について2 回にわたって講義する。

第5回 9月12日(水) 矢の容器の構造と種類(2)
詳細:矢の容器は時代や目的に応じて様々な種類がある。古代では靫と胡禄、中世以降は箙と空穂、10 世紀以降の儀仗では平胡?と壺胡?等である。各容器の構造と矢の収納方法等について2 回にわたって講義する。

第6回 9月26日(水) 弓箭と刀剣
詳細:最後に日本史上での弓箭と刀剣の相関性について講義する。

講師陣

名前 近藤 好和
肩書き 國學院大学大学院非常勤講師、千葉県刀剣・銃砲等登録審査委員
プロフィール 1957 年神奈川県生まれ。1987 年國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学・広島大学)。著書に、『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』(以上、吉川弘文館)、『源義経』(ミネルヴァ書房)、『装束の日本史』『武具の日本史』(以上、平凡社新書)、『日本古代の武具 『国家珍宝帳』と正倉院の器仗』(思文閣出版)、『朝廷儀礼の文化史』(臨川書店)などがある。
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