講座詳細情報
申し込み締切日:2017-12-18 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:17B1610101
暮らしの中のサイエンス ワイヤレス給電技術の最前線 私たちの暮らしを劇的に変える新技術 (神奈川大学工学研究所・大学院工学研究科共催)
- 開催日
- 12月19日(火)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 10:00~16:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 3,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
近年、地球温暖化などの環境問題や石油などの化石燃料の枯渇の問題を背景として、自動車の動力源を従来のエンジンから電動機(モーター)へ変える取組みが世界中で行われている。しかし、電動機で駆動する電気自動車(EV)の走行距離が実用化への大きな問題となっており、そのためより大きなエネルギーを溜めることができる電池の開発が世界各地で行われている。しかし、それらの性能を有する電池の開発のハードルは高く、仮に開発できたとしても、大きなエネルギーを有する電池を数多く積載したEV の安全性の問題が解決された訳でない。
一方、近年、ワイヤレス(非接触)給電技術が開発されつつあり、この技術が完成すれば、信号で停止中、あるいはさらに技術が発達すると、走行中に給電が行えるので、電池のエネルギー積載量は現在のもので十分に足りる。ワイヤレス給電のインフラを普及させる必要があるが、大容量電池を積んだ電気自動車を普及させることより社会コストははるかに小さくなり、資源問題に左右されるリスクもずっと小さくなるはずである。
さらに、ワイヤレス給電技術は電気自動車のみならず、私たちの生活の中で使う様々な電気製品において劇的な使い方の革新を促すであろう。
本講演会では、ワイヤレス給電の原理から研究の動向、実証試験の結果などを解説していただき、近い将来必ず実用化される技術について学ぶことを目的とします。
【講座スケジュール】
第1回12月19日(火)
詳細:
◆モータ/キャパシタ/ワイヤレスというパラダイム
― 電池をあまり使わないクルマをめざして【堀 洋一】
◆ワイヤレス充電の国内外最新動向【岸 洋之】
◆リチウムイオンキャパシタの開発
― これからの車社会に必要な蓄電源を目指して【安東信雄】
◆ワイヤレス給電が開く電動車両の未来【荒井一真】
近年、地球温暖化などの環境問題や石油などの化石燃料の枯渇の問題を背景として、自動車の動力源を従来のエンジンから電動機(モーター)へ変える取組みが世界中で行われている。しかし、電動機で駆動する電気自動車(EV)の走行距離が実用化への大きな問題となっており、そのためより大きなエネルギーを溜めることができる電池の開発が世界各地で行われている。しかし、それらの性能を有する電池の開発のハードルは高く、仮に開発できたとしても、大きなエネルギーを有する電池を数多く積載したEV の安全性の問題が解決された訳でない。
一方、近年、ワイヤレス(非接触)給電技術が開発されつつあり、この技術が完成すれば、信号で停止中、あるいはさらに技術が発達すると、走行中に給電が行えるので、電池のエネルギー積載量は現在のもので十分に足りる。ワイヤレス給電のインフラを普及させる必要があるが、大容量電池を積んだ電気自動車を普及させることより社会コストははるかに小さくなり、資源問題に左右されるリスクもずっと小さくなるはずである。
さらに、ワイヤレス給電技術は電気自動車のみならず、私たちの生活の中で使う様々な電気製品において劇的な使い方の革新を促すであろう。
本講演会では、ワイヤレス給電の原理から研究の動向、実証試験の結果などを解説していただき、近い将来必ず実用化される技術について学ぶことを目的とします。
【講座スケジュール】
第1回12月19日(火)
詳細:
◆モータ/キャパシタ/ワイヤレスというパラダイム
― 電池をあまり使わないクルマをめざして【堀 洋一】
◆ワイヤレス充電の国内外最新動向【岸 洋之】
◆リチウムイオンキャパシタの開発
― これからの車社会に必要な蓄電源を目指して【安東信雄】
◆ワイヤレス給電が開く電動車両の未来【荒井一真】
備考
【備考】
※学生は無料
※学生は無料
講師陣
名前 | 堀 洋一 |
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肩書き | 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 |
プロフィール | - |
名前 | 岸 洋之 |
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肩書き | 株式会社テクノバ |
プロフィール | - |
名前 | 安東 信雄 |
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肩書き | JSR 株式会社 |
プロフィール | - |
名前 | 荒井 一真 |
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肩書き | - |
プロフィール | 株式会社SUBARU 第2 技術本部電動ユニット設計部 |