講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-26 / その他教養 / 学内講座コード:17A1613001
江戸のコミック・マンガ黄表紙・滑稽本で神奈川を読む
- 開催日
- 6月 9日(金)、 6月16日(金)、 6月23日(金)、 7月 7日(金)、 7月14日(金)、 7月21日(金)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,500円
- 定員
- 30
- その他
- 8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
江戸の戯作界で笑いの王様といえば十返舎一九であろう。その一九の戯作を読んで楽しみたい。
一九の代表作『東海道中膝栗毛』が登場したのは、寛政改革の余波で戯作界が沈滞している時期でもあった。黄表紙作者として戯作界にデビューして8年、一九は南総旅行に出て弥次・喜多珍道中のような笑いに満ちた旅を体験し、それがそのまま『東海道中膝栗毛』の誕生となる。
黄表紙作者から『東海道中膝栗毛』が生まれる時代までの時代背景を解説しながら、一九の神奈川紀行作品を読んでゆく。
【講座スケジュール】
第1回 6月 9日(金) 『東海道中膝栗毛』が生まれるまで
第2回 6月16日(金) 『東海道中膝栗毛』での神奈川を読む
第3回 6月23日(金) 弥次・喜多珍道中の原型となる作品群
第4回 7月 7日(金) 十返舎一九が戯作者となるまで
第5回 7月14日(金) 化物好きな一九の黄表紙・合巻
第6回 7月21日(金) 一九が神奈川を描いた合巻『金草鞋』を読む
江戸の戯作界で笑いの王様といえば十返舎一九であろう。その一九の戯作を読んで楽しみたい。
一九の代表作『東海道中膝栗毛』が登場したのは、寛政改革の余波で戯作界が沈滞している時期でもあった。黄表紙作者として戯作界にデビューして8年、一九は南総旅行に出て弥次・喜多珍道中のような笑いに満ちた旅を体験し、それがそのまま『東海道中膝栗毛』の誕生となる。
黄表紙作者から『東海道中膝栗毛』が生まれる時代までの時代背景を解説しながら、一九の神奈川紀行作品を読んでゆく。
【講座スケジュール】
第1回 6月 9日(金) 『東海道中膝栗毛』が生まれるまで
第2回 6月16日(金) 『東海道中膝栗毛』での神奈川を読む
第3回 6月23日(金) 弥次・喜多珍道中の原型となる作品群
第4回 7月 7日(金) 十返舎一九が戯作者となるまで
第5回 7月14日(金) 化物好きな一九の黄表紙・合巻
第6回 7月21日(金) 一九が神奈川を描いた合巻『金草鞋』を読む
講師陣
名前 | 棚橋 正博 |
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肩書き | 早稲田大学大学院講師 |
プロフィール | 秋田県生まれ。早稲田大学大学院修了。文学博士(早稲田大学)。著書に『江戸マンガ 人魚なめ』『捏造されたヒーロー遠山金四郎』『新編日本古典文学全集 黄表紙・川柳・狂歌』(以上、小学館)、『山東京伝の黄表紙を読む――江戸の経済と社会風俗』『山東京伝全集』(以上、ぺりかん社)、『江戸のくらし風俗大事典』(柏書房)、『江戸の戯作絵本~黄表紙~』(社会思想社)、『笑いの戯作者十返舎一九』(新典社)、『江戸の道楽』(講談社)、『江戸に花開いた「戯作」文学』、『弥次さん喜多さんの膝栗毛』(以上、NHK 出版) |