講座詳細情報
申し込み締切日:2017-05-09 / 心理:その他教養 / 学内講座コード:17A1610601
世界史の謎 産業革命は何故イギリスで最初に起こったか
- 開催日
- 5月10日(水)、 5月17日(水)、 5月24日(水)、 5月31日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,500円
- 定員
- 30
- その他
- 5800(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
最近の歴史研究では、18 世紀中ごろまで西洋と東洋は、ほとんど同じような経済発展をたどったことが明らかになってきました。ところがその後、両地域の経済発展は大いに違ってきます。この「大分岐」と呼ばれる現象は、なぜ起こったのでしょうか。そしてまた、西洋の中でも何故イギリスで最初に「産業革命」が起こったのでしょうか。それは気候や地政学的な要因に依るのでしょうか。宗教改革によって生まれたプロテスタンティズムの影響でしょうか。あるいは、西洋が新世界の収奪に成功したからでしょうか。私たちがこの講座で重視したいのは、近代ヨーロッパで展開した知的な革命の影響です。
【講座スケジュール】
第1回 5月10日(水) 世界史の謎としての「大分岐」
第2回 5月17日(水) 16・17 世紀にヨーロッパの経済に何が起こったのか
第3回 5月24日(水) 16・17 世紀にヨーロッパの文化に何が起こったのか
第4回 5月31日(水) 科学革命・啓蒙主義・産業革命
最近の歴史研究では、18 世紀中ごろまで西洋と東洋は、ほとんど同じような経済発展をたどったことが明らかになってきました。ところがその後、両地域の経済発展は大いに違ってきます。この「大分岐」と呼ばれる現象は、なぜ起こったのでしょうか。そしてまた、西洋の中でも何故イギリスで最初に「産業革命」が起こったのでしょうか。それは気候や地政学的な要因に依るのでしょうか。宗教改革によって生まれたプロテスタンティズムの影響でしょうか。あるいは、西洋が新世界の収奪に成功したからでしょうか。私たちがこの講座で重視したいのは、近代ヨーロッパで展開した知的な革命の影響です。
【講座スケジュール】
第1回 5月10日(水) 世界史の謎としての「大分岐」
第2回 5月17日(水) 16・17 世紀にヨーロッパの経済に何が起こったのか
第3回 5月24日(水) 16・17 世紀にヨーロッパの文化に何が起こったのか
第4回 5月31日(水) 科学革命・啓蒙主義・産業革命
講師陣
名前 | 山本 通 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1946 年宮崎で生まれ、神戸で育つ。一橋大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程単位修得、満期退学。博士(社会学)(一橋大学)。1976 年神奈川大学専任講師。同大学助教授、教授を経て、2017 年定年退職。主要著書に『禁欲と改善:近代資本主義形成の精神的支柱』(晃洋書房)、『近代英国実業家たちの世界:資本主義とクエイカー派』(同文館)、『エレメンタル欧米経済史』(共著、晃洋書房)、ノーマン・コーン『魔女狩りの社会史:ヨーロッパの内なる悪霊』(岩波書店)、バリー・トリンダー『産業革命のアルケオロジー:イギリス一製鉄企業の歴史』(新評論)、ロバート・フィッツジェラルド『イギリス企業福祉論:イギリスの労務管理と企業内福利給付,1846 ~ 1939』(白桃書房)など。 |