講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-01 / その他教養 / 学内講座コード:16B1612201
王朝貴族の家庭教育
- 開催日
- 2月 2日(木)、 2月 9日(木)、 2月16日(木)、 3月 2日(木)、 3月 9日(木)、 3月16日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,500円
- 定員
- 50
- その他
- 8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
家庭教育の大切さ――それは、今も昔も変わりません。
では、今から千年ほども昔の王朝時代、貴族社会においては、どのような家庭教育が行われていたのでしょうか。王朝貴族たちの間でも、何らかの家庭教育が行われていたはずなのです。
この講座では、王朝貴族たちが書き残した幾(いく)つかの書物を手がかりとして、王朝時代の貴族社会において行われていた家庭教育の様子を、少しばかり覗(のぞ)いてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 2日(木) 藤原摂関家(せっかんけ)の家庭教育 『九条殿(くじょうどの)遺誡(ゆいかい)』
詳細:藤原道長の祖父の遺訓(いくん)/貴族男性の朝の身仕度(みじたく)/望ましい交友のあり方/公務(こうむ)に臨(のぞ)む姿勢/来世(らいせ)への備え
第2回 2月 9日(木) 大臣家の家庭教育 『口遊(くちずさみ)』
詳細:王朝貴族たちの幅広(はばひろ)い一般常識/王朝時代の算数/王朝時代の社会科/王朝時代の理科
第3回 2月16日(木) 天皇家の家庭教育(1) 『寛平御遺誡(かんぴょうのごゆいかい)』
詳細:宇多(うだ)天皇から醍醐(だいご)天皇への訓示(くんじ)/将来を見据(みす)えた政務/臣下の褒賞(ほうしょう)のあり方/藤原氏との付き合い方
第4回 3月 2日(木) 天皇家の家庭教育(2) 『三宝絵詞(さんぼうえことば)』
詳細:皇女(こうじょ)のための宗教教育/さまざまな法会(ほうえ)(仏事)の由来(ゆらい)/知っておくべき仏教エピソード
第5回 3月 9日(木) 学者の家の家庭教育 『菅家(かんけ)遺誡』
詳細:菅原道真(すがわらのみちざね)の教訓(きょうくん)/朝廷の存在意義/神仏を尊崇(そんすう)することの重要性/詩歌管絃(しいかかんげん)の嗜(たしな)み
第6回 3月16日(木) 受領(ずりょう)の家の家庭教育 『国務条々(こくむじょうじょう)』
詳細:受領国司(こくし)の心得(こころえ)/赴任(ふにん)の旅に必要なもの/新しい部下とうまくやる方法/任務を終えて帰京(ききょう)したときのための準備
家庭教育の大切さ――それは、今も昔も変わりません。
では、今から千年ほども昔の王朝時代、貴族社会においては、どのような家庭教育が行われていたのでしょうか。王朝貴族たちの間でも、何らかの家庭教育が行われていたはずなのです。
この講座では、王朝貴族たちが書き残した幾(いく)つかの書物を手がかりとして、王朝時代の貴族社会において行われていた家庭教育の様子を、少しばかり覗(のぞ)いてみたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 2日(木) 藤原摂関家(せっかんけ)の家庭教育 『九条殿(くじょうどの)遺誡(ゆいかい)』
詳細:藤原道長の祖父の遺訓(いくん)/貴族男性の朝の身仕度(みじたく)/望ましい交友のあり方/公務(こうむ)に臨(のぞ)む姿勢/来世(らいせ)への備え
第2回 2月 9日(木) 大臣家の家庭教育 『口遊(くちずさみ)』
詳細:王朝貴族たちの幅広(はばひろ)い一般常識/王朝時代の算数/王朝時代の社会科/王朝時代の理科
第3回 2月16日(木) 天皇家の家庭教育(1) 『寛平御遺誡(かんぴょうのごゆいかい)』
詳細:宇多(うだ)天皇から醍醐(だいご)天皇への訓示(くんじ)/将来を見据(みす)えた政務/臣下の褒賞(ほうしょう)のあり方/藤原氏との付き合い方
第4回 3月 2日(木) 天皇家の家庭教育(2) 『三宝絵詞(さんぼうえことば)』
詳細:皇女(こうじょ)のための宗教教育/さまざまな法会(ほうえ)(仏事)の由来(ゆらい)/知っておくべき仏教エピソード
第5回 3月 9日(木) 学者の家の家庭教育 『菅家(かんけ)遺誡』
詳細:菅原道真(すがわらのみちざね)の教訓(きょうくん)/朝廷の存在意義/神仏を尊崇(そんすう)することの重要性/詩歌管絃(しいかかんげん)の嗜(たしな)み
第6回 3月16日(木) 受領(ずりょう)の家の家庭教育 『国務条々(こくむじょうじょう)』
詳細:受領国司(こくし)の心得(こころえ)/赴任(ふにん)の旅に必要なもの/新しい部下とうまくやる方法/任務を終えて帰京(ききょう)したときのための準備
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |