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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-10-11 / その他教養 / 学内講座コード:16B1611301

最前線の場から考える現代中国

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月25日(火)、11月 8日(火)、11月22日(火)、12月 6日(火)、12月20日(火)
講座回数
5回
時間
19:00~20:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
現代中国の理解を深めるために、メディアや現場の最前線で活躍する講師陣を集め、各講師が最も関心を持つテーマを切り口に中国について語ります。スライドや映像を交え講義形式で行いますが、質問&討議の時間を多めに設け、中国に関するさまざまな疑問をともに考えていきたいと思います。中国に関する前提知識や中国語能力は不問です。中国に詳しい方、中国に行ったことはないが中国に関心のある方、いずれも参加できるような内容にしていきます。

【講座スケジュール】
第1回10月25日(火) 市民の抗議活動と中国社会の変化【高口 康太】
詳細:共産党の一党独裁が続く中国ですが、近年、政府に対する抗議活動が相次いでいます。時に数万人規模の大集会に発展する抗議活動はどのように行われているのか、中国の人々は何を求めているのか。市民の抗議活動から中国社会の変化を考えます。

第2回11月 8日(火) 中産階級が支える中国メディアと社会【ふるまい よしこ】
詳細:2015年初めに中国人の日本観光ビザ要件が緩和され、2016年には日本観光ブームが起こりました。日本で普通に暮らす我われも日常的に目にする中国人観光客とは一体どんな人たちなのか? 今、日本が隣国中国と付き合っていく上で、最も接点のある中産階級について理解していきます。

第3回11月22日(火) 中国観光の最前線【劉 莉生】
詳細:近年、中国では観光業界がめざましい伸びを見せています。日本など海外への旅行者が増えるだけでなく、国内観光客も増えています。日本観光、中国観光の双方を取り上げますが、主に中国観光の最新情報を取り上げ、日本ではあまり知られない福建省など中国観光の魅力、観光地開発の様子などを報告します。

第4回12月 6日(火) 中国のドキュメンタリーから見える市井に生きる人々【佐藤 充則】
詳細:反日デモ以来、“嫌中”ムードが漂う一方、“爆買い”ブームで大挙訪日する中国人に対して、どんな気持ちで接すればよいかを戸惑う人は多いはずです。中国で取材したドキュメンタリー番組や制作現場の裏話を紹介し、政治的な高い目線ではなく、市井に生きる人々に着目し、“ありのままの中国人”を見つめます。

第5回12月20日(火) 市民活動と市民交流から見る中国および香港【麻生 晴一郎】
詳細:中国では市民活動に対する規制が強まり、今年からは外国人が関わることにも大きな制約が設けられました。今後中国や香港の市民活動はどうなるのか、そして、日本人は中国の市民・農民とどのように関われるのか……中国で21 世紀に台頭した市民社会をテーマに、活動や規制の具体例をもとに考えていきます。

講師陣

名前 高口 康太
肩書き ジャーナリスト、翻訳家
プロフィール 1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科博士課程単位取得退学。著書に中国共産党によるニューメディアを駆使したプロパガンダ政策を分析した著書『なぜ、習近平は激怒したのか――人気漫画家が亡命した理由』(祥伝社)。「ニューズウィーク日本」電子版でコラムを連載するほか、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。
名前 ふるまい よしこ
肩書き フリーランスライター
プロフィール 北九州大学外国語学部中国学科卒。1987年から香港、2001年から北京在住、2014年に一旦帰国。マスメディアが取り上げない、中国や香港の社会の話題を中心に執筆。著書に「中国メディア戦争 ネット・中産階級・巨大企業」(NHK 出版)、「中国新声代」(集広舎)。
名前 劉 莉生
肩書き 株式会社アジア太平洋観光社 取締役社長
プロフィール 1968年福建省出身。厦門大学漢語言文学系、中国人民大学Art&Design 研究科修士課程を卒業。立教大学、東京大学に留学。1990年代に中国新聞社の日本特派員を務め、その後、中国新聞社編集委員兼ニュース写真センター主任、香港中国旅遊社副編集長を歴任。2014年12月に東京・銀座に株式会社アジア太平洋観光社を設立。現在は同社取締役社長として中国人の日本観光や日本公演のコーディネート、日本人向けの中国観光PRなど双方向の観光促進に従事。
名前 佐藤 充則
肩書き ドキュメンタリー制作会社「アジアンコンプレックス」代表取締役兼プロデューサー
プロフィール 1973年大阪府生まれ。上海外国語大学卒業後、テレビディレクターなどを経てアジアンコンプレックスを設立。NHKでは、地方都市の低所得者層の間で広まる“毛沢東派”および対立する民主派の二極化を描いた『毛沢東の遺産』、天安門事件後に亡命した学生たちの今を追った『パリの中国人』、住民投票で揺れた広東省の農村が舞台の『勝ち取った一票』など多くのドキュメンタリーを制作。また中国の映画会社やインディペンデント映画の監督と提携し国際共同制作を展開している。
名前 麻生 晴一郎
肩書き ルポライター、神奈川大学非常勤講師
プロフィール 1966年生まれ。中国の草の根の動きを日本・香港メディアで伝えるほか、NPO「AsiaCommons」を運営し、中国などの市民活動家と交流。主な著書に『北京芸術村:抵抗と自由の日々』(社会評論社)、『こころ熱く武骨でうざったい中国』(情報センター出版局)、『反日、暴動、バブル:新聞・テレビが報じない中国』(光文社新書)、『中国人は日本人を本当はどう見ているのか』(宝島社新書)、『変わる中国「草の根」の現場を訪ねて』(潮出版社)。
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