講座詳細情報
申し込み締切日:2016-10-25 / 政治:その他教養 / 学内講座コード:16B1610501
中国、大変化の予兆 正念場の習近平政権
- 開催日
- 11月 8日(火)、11月15日(火)、11月22日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- その他
- 4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
「山雨欲来風満楼」(山雨、来たらんと欲して、風、楼に満つ)…今にも大変なことが起こりそうだ、という状況を例える決まり文句ですが、今の中国にぴったりです。成長率が下降する中で、今年から始まった第13次5か年計画は、大規模なリストラのスタートでもあります。鉄鋼や石炭といったこれまでの成長を引っ張ってきた産業が、血を
流しての規模縮小を迫られています。うまくいっているのでしょうか。
そして来年の秋には、習近平政権の5 年の任期がひとまず終わりますので、新指導体制を巡る権力争いもこれから本格化します。さらに南シナ海を巡る各国との対立も落ち着き先が見えません。そんな中国の素顔にできる限り迫ってみようと思います。
【講座スケジュール】
第1回11月 8日(火)
詳細:今年の中国経済の課題、つまり生産設備の大規模なリストラ、と地方政府、企業の借金減らし、その実績を検証し、そこから見えてくる問題点を考えます。
第2回11月15日(火)
詳細:中国のマスコミは毎日、習近平主席を大々的に持ち上げて、あたかもかつての毛沢東が生まれ変わったような錯覚さえ感じさせます。その裏にはなにがあるのでしょうか。中国における権力というものを考えます。
第3回11月22日(火)
詳細:各国の抗議を無視しての南シナ海での岩礁埋め立て、尖閣諸島などに近づく艦船など、中国の外向きの行動はつい10年足らず前の北京五輪ころの微笑外交とは様変わりです。いったい何が中国を強硬路線に駆り立てているのか、を考えます。
「山雨欲来風満楼」(山雨、来たらんと欲して、風、楼に満つ)…今にも大変なことが起こりそうだ、という状況を例える決まり文句ですが、今の中国にぴったりです。成長率が下降する中で、今年から始まった第13次5か年計画は、大規模なリストラのスタートでもあります。鉄鋼や石炭といったこれまでの成長を引っ張ってきた産業が、血を
流しての規模縮小を迫られています。うまくいっているのでしょうか。
そして来年の秋には、習近平政権の5 年の任期がひとまず終わりますので、新指導体制を巡る権力争いもこれから本格化します。さらに南シナ海を巡る各国との対立も落ち着き先が見えません。そんな中国の素顔にできる限り迫ってみようと思います。
【講座スケジュール】
第1回11月 8日(火)
詳細:今年の中国経済の課題、つまり生産設備の大規模なリストラ、と地方政府、企業の借金減らし、その実績を検証し、そこから見えてくる問題点を考えます。
第2回11月15日(火)
詳細:中国のマスコミは毎日、習近平主席を大々的に持ち上げて、あたかもかつての毛沢東が生まれ変わったような錯覚さえ感じさせます。その裏にはなにがあるのでしょうか。中国における権力というものを考えます。
第3回11月22日(火)
詳細:各国の抗議を無視しての南シナ海での岩礁埋め立て、尖閣諸島などに近づく艦船など、中国の外向きの行動はつい10年足らず前の北京五輪ころの微笑外交とは様変わりです。いったい何が中国を強硬路線に駆り立てているのか、を考えます。
講師陣
名前 | 田畑 光永 |
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肩書き | 元神奈川大学教授 、ジャーナリスト |
プロフィール | 1960年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBSに入社。中国北京・香港支局長、TBSテレビキャスターなど歴任。1996年から2006年まで神奈川大学教授。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書に『勝った中国・負けた日本―記事が映す断絶八年の転変―(一九四五年~一九五二年)』(御茶の水書房)、『中国を知る』『?小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)など。 |