講座詳細情報
申し込み締切日:2016-05-27 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:16A1611701
アジア・太平洋戦争と戦後日本 (神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科主催講座)
- 開催日
- 6月10日(金)、 6月17日(金)、 6月24日(金)、 7月 1日(金)、 7月 8日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
戦後70年を経ても昭和の戦争、すなわち満洲事変からアジア・太平洋戦争に至る14年にわたる戦争の意味を、私たちは今も問い続けています。あの戦争は戦後日本に何を残したのでしょうか、あの戦争から何を学ぶべきでしょうか。本講座では昭和の不況を起点に社会が総力戦体制に組み込まれていく過程を明らかにし、それが戦後日本の社会にどう繋がっていったのか、また戦後民主化によって戦時体制をどこまで清算したのか、戦時と戦後の連続と断絶の両面から検証します。満洲事変、総力戦、戦後改革、戦後処理の問題を社会経済史の視点から考えていきます。
【講座スケジュール】
第1回 6月10日(金) 農村危機と満洲事変
詳細:農村不況と農村経済更生運動――石黒忠篤
第2回 6月17日(金) 総力戦と現代化
詳細:官僚主導型経済と戦後日本経済――岸信介
第3回 6月24日(金) 戦後改革と日本経済再建
詳細:財閥解体と労働改革――GHQ と日本官僚
第4回 7月 1日(金) 農地改革
詳細:農地改革と新農村建設――和田博雄
第5回 7月 8日(金) 残された戦後処理
詳細:強制動員と残留日本人――政府の戦後責任
戦後70年を経ても昭和の戦争、すなわち満洲事変からアジア・太平洋戦争に至る14年にわたる戦争の意味を、私たちは今も問い続けています。あの戦争は戦後日本に何を残したのでしょうか、あの戦争から何を学ぶべきでしょうか。本講座では昭和の不況を起点に社会が総力戦体制に組み込まれていく過程を明らかにし、それが戦後日本の社会にどう繋がっていったのか、また戦後民主化によって戦時体制をどこまで清算したのか、戦時と戦後の連続と断絶の両面から検証します。満洲事変、総力戦、戦後改革、戦後処理の問題を社会経済史の視点から考えていきます。
【講座スケジュール】
第1回 6月10日(金) 農村危機と満洲事変
詳細:農村不況と農村経済更生運動――石黒忠篤
第2回 6月17日(金) 総力戦と現代化
詳細:官僚主導型経済と戦後日本経済――岸信介
第3回 6月24日(金) 戦後改革と日本経済再建
詳細:財閥解体と労働改革――GHQ と日本官僚
第4回 7月 1日(金) 農地改革
詳細:農地改革と新農村建設――和田博雄
第5回 7月 8日(金) 残された戦後処理
詳細:強制動員と残留日本人――政府の戦後責任
講師陣
名前 | 森 武麿 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1945年生まれ。1975年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位修得、1999年経済学博士(一橋大学)。1975年駒澤大学経済学部専任講師、1985年同経済学部教授、1999年一橋大学大学院経済学研究科教授を経て2009年より2016年3月まで神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授。専門は日本近現代史。近現代農村社会史、移民史。主要著書に『日本歴史第20巻―アジア・太平洋戦争』(集英社)、『戦時日本農村社会の研究』(東京大学出版会)、『戦間期の日本農村社会』(日本経済評論社)、『現代日本経済史』(共著、有斐閣)、『1950年代と地域社会』(編著、現代史料出版)、『満州移民』(共著、現代史料出版)など多数。 |