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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-05-07 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:16A1600100

連続講演会 沖縄を知る──歴史・文化・社会

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月21日(土)、 6月11日(土)、 7月 2日(土)、 7月23日(土)、 9月 3日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
60
その他
9000(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
太平洋戦争で地上戦が行われた地として犠牲者20万人余を数える沖縄は、戦後70年を経た今も「基地の島」を強いられ、宜野湾市の米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題をはじめ、日米新ガイドラインに記された集団的自衛権を可能にする安保法制に基づく自衛隊の再配備問題に揺れている。いっぽう、豊かな自然と、琉球の時代から続く独自の文化を持つ沖縄の魅力は、観光地としてのみならず、文化・経済の発信地としての可能性を広げている。沖縄の歴史・文化・社会と平和の島をめざす未来にを向け、多面的に考える。
■連続講演会は、毎学期、共通するテーマのもと、各界の一線で活躍する講師を招いて開催しています。

【講座スケジュール】
第1回 5月21日(土) 辺野古の海・大浦湾で起こっていること【目取真 俊】
第2回 6月11日(土) 吉本隆明と南島論【安藤 礼二】
第3回 7月 2日(土) 大江健三郎と「沖縄」【小森 陽一】
第4回 7月23日(土) 「化外の民」と「越境広場」【西谷 修】
第5回 9月 3日(土) 『島(しま)』という日本語がまたまた海を越える!【アーサー・ビナード】

備考

【備考】
この講座は5回コースですが1回ずつのお申し込みが可能です。
ご希望の日程を選び、以下よりお申し込みください。
1回の受講料は2,000円となります。

※5月21日(土) 辺野古の海・大浦湾で起こっていること
※6月11日(土) 吉本隆明と南島論
※7月 2日(土) 大江健三郎と「沖縄」
※7月23日(土)「化外の民」と「越境広場」
※9月 3日(土)『島』という日本語がまたまた海を越える!

講師陣

名前 目取真 俊
肩書き 作家
プロフィール 1960年沖縄県今帰仁(なきじん)村生まれ。琉球大学法文学部卒業。沖縄で高校の国語教師を務めたのち文筆に専念。沖縄の風土と戦争を描く。1983年『魚群記』で第11回琉球新報短編小説賞受賞。1986年『平和通りと名付けられた街を歩いて』で第12回新沖縄文学賞受賞。1997年『水滴』で第117回芥川賞受賞。2000年『魂込め(まぶいぐみ)』で第4回木山捷平文学賞、第26回川端康成文学賞受賞。他に『群蝶の木』(朝日新聞社)、『風音――The Crying Wind』(リトル・モア)、『虹の鳥』『眼の奥の森』(以上、影書房)などの著書がある。小説以外にも地元の沖縄タイムスや琉球新報をはじめ、新聞や雑誌にエッセー、評論などを数多く発表している。
名前 安藤 礼二
肩書き 文芸評論家・多摩美術大学准教授
プロフィール 1967年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸評論家、多摩美術大学美術学部准教授、同芸術人類学研究所所員。2002年「神々の闘争――折口信夫論」で群像新人文学賞優秀作。著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『光の曼陀羅 日本文学論』(同、2008年、大江健三郎賞・伊藤整文学賞)、『折口信夫』(同、2014年、角川財団学芸賞・サントリー学芸賞)など。
名前 小森 陽一
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1953年東京都生まれ。北海道大学文学部、同大学院文学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は、近代日本文学、構造主義記号論。全国「九条の会」事務局長。著書に『文体としての物語』『漱石を読みなおす』『心脳コントロール社会』(以上、筑摩書房)、『構造としての語り』(新曜社)、『「ゆらぎ」の日本文学』(日本放送出版協会)、『日本語の近代』『ポストコロニアル』(以上、岩波書店)、『天皇の玉音放送』(朝日文庫)、『表現する人びと』『死者の声、生者の言葉――文学で問う原発の日本』(以上、新日本出版社)、『ことばの力 平和の力――近代日本文学と日本国憲法』『沖縄とヤマト――「縁の糸」をつなぎ直すために』(かもがわ出版)など多数。
名前 西谷 修
肩書き 立教大学大学院特任教授、東京外国語大学名誉教授
プロフィール 1950年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業後、東京都立大学フランス文学科修士課程修了、パリ第8大学で学ぶ。専攻はフランス文学・思想、特にバタイユ、ブランショ、レヴィナス、ルジャンドルらを研究。明治学院大学教授、東京外国語大学大学院教授等を経て、2014年4月より現職。著書に『不死のワンダーランド』(増補新版、青土社)、『戦争論』(講談社学術文庫)、『夜の鼓動にふれる――戦争論講義』(ちくま学芸文庫)、『離脱と移動――バタイユ・ブランショ・デュラス』(せりか書房)、『世界史の臨界』『理性の探求』(岩波書店)、『〈テロル〉との戦争――9.11 以後の世界』(以文社)、『アフター・フクシマ・クロニクル』(ぷねうま舎)、『沖縄・暴力論』(共著、未来社)などがある。
名前 アーサー ・ビナード
肩書き (Arthur Binard) 詩人
プロフィール 1967年米国ミシガン州生まれ。高校時代から詩作を始め、ニューヨーク州コルゲート大学英米文学部を卒業。1990年に来日後、日本語での詩作を始める。2001年、第一詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞受賞。『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、詩集『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。最新刊に『もしも、詩があったら』(光文社新書)。現在、文化放送の戦後70年特別企画“アーサー・ビナード『探しています』”を放送中。
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