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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-21 / 自然科学・環境:その他教養 / 学内講座コード:15B1613901

宇宙のカタストロフィーと生命史との関わり 電波天文学の成果がもたらしたこと

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 4日(木)、 2月18日(木)、 2月25日(木)、 3月 3日(木)、 3月10日(木)、 3月17日(木)、 3月24日(木)、 3月31日(木)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
30
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
宇宙の進化の過程にあって、カタストロフィー(突発的な大異変)と時に呼ばれる事態の発生したことが、地球上の生命の進化史を研究することを通じて明らかにされている。これらの大異変の原因を探したずねることから、地球上の生命の進化が、宇宙の進化と深いつながりのあることが、明らかにされた。

【講座スケジュール】
第1回 2月 4日(木) 宇宙のカタストロフィー(突発的な大異変)とは何なのか
詳細:宇宙の創造は、いわばカタストローフィックなできごとであった。インフレーションと呼ばれる機構を通じて創造された私たちが生を営む宇宙は、生命の存在を可能とした。このようなことが、なぜ可能であったかについて、物質の創造と進化から探ることを試みる。
第2回 2月18日(木) 地球の歴史に刻まれた生命の進化史
詳細:地球上に生命が誕生したのは、地球創成後、余り時間が経過していない時のことであった。38 億年余りにわたる生命の進化は、宇宙の謎を解き明かそうと試みる人類(Homo Sapiens)という知性体を生みだした。
第3回 2月25日(木) 生命の進化史にみられる大異変――地史学的にみる
詳細:生命の進化過程を調べると、時折、大断絶としか表現仕様のない事態が生じていたことが判る。これらの断絶を伴う大異変が生じたのはなぜだろうか。この謎を地史学的に解き明かそうとする試みにふれる。
第4回 3月 3日(木) 生命の進化と宇宙のカタストロフィーとの関わり――過去5回の事例をみる
詳細:生命の進化史を眺めると、生命にとって大異変とされる事例が、過去に5回起こったことが明らかにされている。これら5回の大異変と宇宙のカタストロフィーとの因果的な関わりを追跡し、その謎を解く歩みを展望する。
第5回 3月10日(木) 宇宙のカタストロフィーの事例を詳しくみると――6500万年前のできごと
詳細:地球史上の白亜紀末に起こったカタストロフィー(大異変)により、恐竜類は滅びてしまった。この大異変の原因についての研究の現状にふれながら、生命進化の過程がいかなるものかについて、その理由をたずねる。
第6回 3月17日(木) 生命の進化は一筋縄では行かぬ
詳細:生命の進化の過程にみられるカタストローフィックな事態にふれながら、その過程がいかなるものか、その理由をたずねる。偶然としか表現の仕様のないできごとが、生命の進化史にみられることを、明らかにする。
第7回 3月24日(木) 未来予測は可能か――第6回目のカタストロフィーはあるか
詳細:現在、今後に起こると推測される第6回目のカタストロフィーに、人類がいかに関わるかとの懸念が表明されている。このことについて、最近の人類の歩みにみられる動向にふれながら、環境の異変がもたらす可能性のある未来の事態を考えてみる。
第8回 3月31日(木) 人類が築いて来た“文明”の未来は
詳細:人類は地球上にあって、今後の文明を発展させて行けるのだろうか。現在の環境汚染の進行と、人口の大爆発とは、この地球と呼ばれる天体に何らかの大異変をもたらす原因となるのだろうか。現在みられる地球環境の変動についてたずねながら、未来を占うことを試みる。

講師陣

名前 桜井 邦朋
肩書き 神奈川大学名誉教授、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員
プロフィール 1956 年京都大学理学部卒業。理学博士。1968 年NASA ゴダード宇宙飛行センター上級研究員。神奈川大学では工学部長、学長を歴任、2004 年より現職。専門分野は高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学、宇宙空間物理学。主要著書に『生命はどこからきたか――宇宙物理学からの視点』(御茶の水書房)、『天才たちの宇宙像』『夏が来なかった時代』(以上、吉川弘文館)、『宇宙物理学』(共立出版)、『日本語は本当に「非論理的」か』(祥伝社)、『新版 天文学史』(ちくま学芸文庫、筑摩書房)、『ニュートリノ論争はいかにして解決したか』(講談社)、『移り気な太陽――太陽活動と地球環境との関わり』(恒星社厚生閣)など。
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