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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-06-11 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:15A1612101

江戸のコミック・マンガ黄表紙を読む 武家作者と町人作者

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
6月12日(金)、 6月19日(金)、 6月26日(金)、 7月10日(金)、 7月17日(金)、 7月24日(金)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
30
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
江戸時代後期に近い、安永・天明・寛政・文化年間(1772 ~ 1817)に活躍し、江戸の戯作界をリードした武家作者と町人作者の黄表紙を中心に読み、大人のコミック・マンガとして面白味を読み解いて、江戸の当時の社会風潮や遊所での遊びの世界を見てゆく。そこには政治や経済政策、遊郭における遊びの実情などがふんだんに含まれているため、最も江戸が輝いていた時代の経済全般と社会風俗が映し出されている。黄表紙の原文を楽しく読み解きながら、戯作者たちの黄表紙と江戸時代の文学史の流れも概観する。

【講座スケジュール】
第1回 6月12日(金) 黄表紙界をリードした作者たちの作品を読む
詳細:武家作者たちと、江戸っ子町人作者の作風の比較。
第2回 6月19日(金) 江戸の出版ジャーナリズムの寵児たち
詳細:黄表紙と江戸の出版物の流行と出版界の動向を作品から読み解く。
第3回 6月26日(金) 黄表紙が描く吉原風俗を読む
詳細:江戸っ子が最も愛読した黄表紙が描いた吉原風俗を読み解く。
第4回 7月10日(金) 寛政の改革という政治の季節のあとの黄表紙界を考える
詳細:田沼時代のあとを受けて松平定信が登場し断行した寛政の改革以後の黄表紙を紹介し、封建社会を考える。
第5回 7月17日(金) 寛政の改革後に登場する黄表紙作者たち
詳細:寛政の改革後に山東京伝を目標に追随した作者たちの足跡を追う。
第6回 7月24日(金) 新進戯作者たちの作品を読む
詳細:山東京伝が多大な影響を与えた式亭三馬や十返舎一九の作品を読む。

講師陣

名前 棚橋 正博
肩書き 早稲田大学大学院講師
プロフィール 秋田県生まれ。早稲田大学大学院修了。文学博士(早稲田大学)。著書に『江戸マンガ 人魚なめ』『捏造されたヒーロー遠山金四郎』『新編日本古典文学全集 黄表紙・川柳・狂歌』(以上、小学館)、『山東京伝の黄表紙を読む――江戸の経済と社会風俗』『山東京伝全集』(ぺりかん社)、『江戸のくらし風俗大事典』(柏書房)、『江戸の戯作絵本――黄表紙』(社会思想社)、『笑いの戯作者十返舎一九』(新典社)、『江戸の道楽』(講談社)、『江戸に花開いた「戯作」文学』(NHK出版)。
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