講座詳細情報
申し込み締切日:2015-04-28 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:15A1611101
ヨーロッパの王朝
- 開催日
- 5月12日(火)、 5月19日(火)、 5月26日(火)、 6月 2日(火)、 6月 9日(火)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
ヨーロッパの王朝をテーマにする。幾多の王朝が歴史の闇に消えていったが、代表的な王朝を取りあげ、国家や歴史にあたえた役割、滅びの原因などを検証し、王朝の成り立ち、栄枯盛衰、その舞台で煌めくばかりの役割を果たした人物たちに焦点をあてる。
【講座スケジュール】
第1回 5月12日(火) チューダー王朝
詳細:11 世紀にフランスのノルマン人により征服されたイギリス。1485 年に、ようやくウェールズ生まれの騎士ヘンリー・チューダーがフランス系王朝を倒し、チューダー王朝を開く。イギリス人の王朝を戴いていたのはわずか108 年。次いでドイツ人の王朝が誕生する。チューダー王朝は国民に愛され続け、今では、毎年のように、論文、小説やテレビ・ドラマ、映画の素材に取りあげられ、人気は衰えない。その人気の秘密は?
第2回 5月19日(火) ブルボン王朝
詳細:フランス史上、最も華やかな王を輩出したブルボン王朝。目を奪うばかりに煌々と輝く王たち。しかし、その歴史は悲惨の連続であった。暗殺、皇太子たちの早すぎる死。ハプスブルク帝国に囲まれたことから、帝国との果てもなく続く戦争。イギリスとの覇権争い。難関を乗り切る人材にも恵まれなかった。やがて革命を迎える。栄光と悲惨の物語。
第3回 5月26日(火) ロマノフ王朝
詳細:18 世紀、ドイツの小貴族の娘エカテリーナがロシアのロマノフ王朝の後継者と結婚するために母とともにモスクワに旅をする。やがて、夫ピヨートル3 世が帝位につくと、エカテリーナは夫を廃位に追い込み、帝冠を奪い取る。他国では想像もつかない王位簒奪がなぜ可能だったのか。最後の皇帝ニコライ2 世には、ロマノフ王朝の血は一滴も流れていない。ロマノフ王朝の摩訶不思議を紐解く。
第4回 6月 2日(火) オランダの王朝
詳細:オランダの王朝の発端は、スペインのフェリペ2 世(1598 没)との戦いに始まる。王朝が築かれたのは1815 年。長い独立戦争の果てに勝ち得た栄光だった。反乱を常に指導してきたオラニエ家のウィレムが王に選出された。日本とのゆかりの深いオランダ王室。知られざるその歴史を紐解いてみよう。
第5回 6月 9日(火) ベルギーの王朝
詳細:ハプスブルク帝国の配下にあったオランダが独立し、王朝を開祖したあと、オランダから独立してベルギー王国が誕生した。王に選出されたのは、イギリスのヴィクトリア女王の叔父レオポルト。レオポルトはイギリス王室を手本にして国造りを進め、二つの世界大戦を乗り切った。
ヨーロッパの王朝をテーマにする。幾多の王朝が歴史の闇に消えていったが、代表的な王朝を取りあげ、国家や歴史にあたえた役割、滅びの原因などを検証し、王朝の成り立ち、栄枯盛衰、その舞台で煌めくばかりの役割を果たした人物たちに焦点をあてる。
【講座スケジュール】
第1回 5月12日(火) チューダー王朝
詳細:11 世紀にフランスのノルマン人により征服されたイギリス。1485 年に、ようやくウェールズ生まれの騎士ヘンリー・チューダーがフランス系王朝を倒し、チューダー王朝を開く。イギリス人の王朝を戴いていたのはわずか108 年。次いでドイツ人の王朝が誕生する。チューダー王朝は国民に愛され続け、今では、毎年のように、論文、小説やテレビ・ドラマ、映画の素材に取りあげられ、人気は衰えない。その人気の秘密は?
第2回 5月19日(火) ブルボン王朝
詳細:フランス史上、最も華やかな王を輩出したブルボン王朝。目を奪うばかりに煌々と輝く王たち。しかし、その歴史は悲惨の連続であった。暗殺、皇太子たちの早すぎる死。ハプスブルク帝国に囲まれたことから、帝国との果てもなく続く戦争。イギリスとの覇権争い。難関を乗り切る人材にも恵まれなかった。やがて革命を迎える。栄光と悲惨の物語。
第3回 5月26日(火) ロマノフ王朝
詳細:18 世紀、ドイツの小貴族の娘エカテリーナがロシアのロマノフ王朝の後継者と結婚するために母とともにモスクワに旅をする。やがて、夫ピヨートル3 世が帝位につくと、エカテリーナは夫を廃位に追い込み、帝冠を奪い取る。他国では想像もつかない王位簒奪がなぜ可能だったのか。最後の皇帝ニコライ2 世には、ロマノフ王朝の血は一滴も流れていない。ロマノフ王朝の摩訶不思議を紐解く。
第4回 6月 2日(火) オランダの王朝
詳細:オランダの王朝の発端は、スペインのフェリペ2 世(1598 没)との戦いに始まる。王朝が築かれたのは1815 年。長い独立戦争の果てに勝ち得た栄光だった。反乱を常に指導してきたオラニエ家のウィレムが王に選出された。日本とのゆかりの深いオランダ王室。知られざるその歴史を紐解いてみよう。
第5回 6月 9日(火) ベルギーの王朝
詳細:ハプスブルク帝国の配下にあったオランダが独立し、王朝を開祖したあと、オランダから独立してベルギー王国が誕生した。王に選出されたのは、イギリスのヴィクトリア女王の叔父レオポルト。レオポルトはイギリス王室を手本にして国造りを進め、二つの世界大戦を乗り切った。
講師陣
名前 | 石井 美樹子 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1974~78年英国ケンブリッジ大学大学院にて中世英文学を専攻。文学博士。ケンブリッジ大学東洋学部専任講師、静岡大学教授を経て2013年3月まで神奈川大学外国語学部教授。現在は神奈川大学名誉教授。専門は中世・ルネサンスのイギリス文学・歴史。主要著書に『聖母のルネサンス』(岩波書店)、『エリザベス――華麗なる孤独』(中央公論新社)、『ヨーロッパの王妃』『ヨーロッパ宮廷の愛人たち』『マリー・アントワネットの宮廷画家――ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』『マリー・アントワネット――ファッションで世界を変えた女』(以上、河出書房新社)ほか多数。 |