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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-12 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:15A1610401

勝った中国・負けた日本 記事が映す70 年前の衝撃とその後

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月26日(火)、 6月 2日(火)、 6月 9日(火)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
70 年前、日本は太平洋戦争に負けた。負けた相手は米、英、オランダ、中国などであった。明治の開国以来、わが国は台湾出兵(明治7 年)を皮切りに数多くの対外武力行使を行ってきたが、それまで敗戦国となったことはなかった。とくにどこよりも多く武力行使の舞台としてきた中国に敗れたことは、それまでの国策の大義からしてあってはならないはずで、わが国は大きな衝撃を受けた。
その後、日中両国は8 年に及ぶ断絶の時代を迎えるが、戦争の終結からこの断絶の時代を通じて、日本人は中国をどう見て来たのかを、当時の新聞記事から読み取ってみようというのが、この講座の主旨である。

【講座スケジュール】
第1回 5月26日(火)
詳細:「アジアの解放」という大義を掲げた戦争に敗れたことを、日本人はどういう論理でつじつまを合わせたか。当時の記者たちの苦心の跡を読み解いてみたい。
第2回 6月 2日(火)
詳細:それまで「チャンコロ」「支那ポコペン」などと中国人を蔑視していた日本人は、敗戦によってそれを改めたのか、改めなかったのか。中国人と日本人が新聞の投書欄でぶつけ合った本音や両国の首脳の発言から、揺れ動く国民感情を探ってみる。
第3回 6月 9日(火)
詳細:日本に勝った後、中国では国共内戦が始まる。そして中国共産党が新国家の主人公となった。その新国家は朝鮮戦争では日本の後ろ盾の米国と死闘を演じる。このめまぐるしい変化を日本はどう受け止めたかを検証する。

講師陣

名前 田畑 光永
肩書き 一般社団法人 国際善隣協会理事 、ジャーナリスト
プロフィール 1960年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBSに入社。中国北京・香港支局長、TBSテレビキャスターなど歴任。1996年から2006年まで神奈川大学教授。現在、(一社)国際善隣協会理事。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書および論文に『中国を知る』『?小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)、「戦後断絶期の中国観 1945-1952」(『神奈川大学評論』に連載)。
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