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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-05-21 / その他教養 / 学内講座コード:15A1610301

沖縄の祖先祭祀 お墓と位牌からみる文化交流(神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科主催講座1)

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月22日(金)、5月29日(金)、 6月 5日(金)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
30
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
沖縄が日本に復帰してから40 年以上経ちます。今や、沖縄は観光や修学旅行のメッカになっています。その一つの理由は、ゴーヤチャンプルやタコライスといった沖縄の食べ物や赤いお城の首里城などが、日本本土のものとは違っていて、沖縄に行くとなんとなく異国情緒を感じるからかもしれません。
確かに、沖縄の文化は日本本土の文化とはさまざまな点で異なっています。沖縄のお墓の形も、大きくて日本本土のお墓とはかなり違いがあります。お墓参りの日も清明という季節に行われますし、お墓参りに集まる人たちは家族だけでなく親戚が大勢集まって、お墓の前でご馳走を食べて、泡盛を飲んだりもします。位牌も、日本のものとは異なりますし、お祭りの仕方も違っています。
なぜ、沖縄の祖先祭祀は日本本土のものとこのように異なるのでしょうか。その理由を、歴史と民俗から文化交流の視点も加えて解き明かして行こうと思います。

【講座スケジュール】
第1回 5月22日(金) 沖縄から見た日本と中国との文化交流
詳細:沖縄の歴史を概観し、沖縄が中国と日本とどのように文化交流をし、それがどのように沖縄文化に影響を与えたかを考えます。
第2回 5月29日(金) 沖縄のお墓を読み解く
詳細:沖縄のお墓は、なぜあのような形をしていて、なぜ大きいのか。そして、沖縄のお墓参りは、どのように行うのか紹介します。
第3回 6月 5日(金) 沖縄の位牌を読み解く
詳細:沖縄の位牌は、なぜあのような形をしているのか。誰が位牌を祀るのか。そこから、沖縄の祖先観や親族の特色を考えます。

講師陣

名前 小熊 誠
肩書き 神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科教授
プロフィール 1954年横浜市出身。1985年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得修了。共著に『南島の暮らし』(吉川弘文館、2009年)。論文に「沖縄の村落移動と風水――村落史伝承と歴史的事実」(『歴史と民俗』27、2011年)、「沖縄と福建における亀甲墓の対比」(『東アジアの民具・物質文化からみた比較文化史』国際常民文化研究叢書3、2013年)、「綱引き行事の消滅と復活からみた歴史と民俗――沖縄県宜野湾市の事例から」(『歴史と民俗』29、2013年)、「“間”の民俗――養子制度から沖縄の門中を再検討する」(『歴史と民俗』30、2014年)など。
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