講座詳細情報
申し込み締切日:2015-06-19 / その他教養 / 学内講座コード:15A1600103
連続講演会 未来への提言─希望のメッセージ─3 神話の世界を脱して、リアルで等身大の科学技術理解をめざして(『神奈川大学評論』創刊80 号記念)
- 開催日
- 6月20日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 2,000円
- 定員
- 60
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
社会に開かれた大学をめざして1987 年に創刊した『神奈川大学評論』が創刊80 号を迎える。その間、30 年近い現代史の激流は、ベルリンの壁の崩壊、湾岸戦争から「9.11」、アフガン・イラク戦争を経て、つかのまのアラブの春からイスラム国の紛争へと立ち至っている。日本でもバブル崩壊以後「失われた20 年」ともいわれる長い低迷期を抜け出せずに、少子高齢化や新たな格差問題、「3.11」による震災復興と原発問題などの困難の先端に立っている。このようなグローバル世界と日本の状況のなかで、いかに希望を見いだすか、各講演者からの未来への提言としてお届けする。
【講座スケジュール】
第1回 6月20日(土) 神話の世界を脱して、リアルで等身大の科学技術理解をめざして
社会に開かれた大学をめざして1987 年に創刊した『神奈川大学評論』が創刊80 号を迎える。その間、30 年近い現代史の激流は、ベルリンの壁の崩壊、湾岸戦争から「9.11」、アフガン・イラク戦争を経て、つかのまのアラブの春からイスラム国の紛争へと立ち至っている。日本でもバブル崩壊以後「失われた20 年」ともいわれる長い低迷期を抜け出せずに、少子高齢化や新たな格差問題、「3.11」による震災復興と原発問題などの困難の先端に立っている。このようなグローバル世界と日本の状況のなかで、いかに希望を見いだすか、各講演者からの未来への提言としてお届けする。
【講座スケジュール】
第1回 6月20日(土) 神話の世界を脱して、リアルで等身大の科学技術理解をめざして
備考
講師陣
名前 | 常石 敬一 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 1943年東京生まれ。1966年、今はなき東京都立大学理学部物理学科卒業。専門は科学史。関心の変遷を自著でたどると、『消えた細菌戦部隊』(海鳴社、1981年)と『医学者たちの組織犯罪』(朝日新聞社、1994年)のころまで旧日本軍の生物兵器部隊について研究した。『化学兵器犯罪』(講談社、2003年)の前後は旧日本軍の老朽化した化学兵器および遺棄化学兵器の廃棄処理に関わった。21世紀に入り、STS(科学・技術・社会)のケーススタディとして『原発とプルトニウム』(PHP新書、2010年)や『結核と日本人』(岩波書店、2011年)などで科学技術と人間の関係を考えてきた。3.11以降は、原発安全神話および地震予知が可能という神話の形成とその崩壊の研究を通じて、リアルで等身大の科学技術理解の浸透の道をさぐっている。 |