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講座詳細情報

申し込み締切日:2015-01-23 / その他教養 / 学内講座コード:14B1612201

アジアに生きる少数民族の文化を知る (神奈川大学プロジェクト研究所ヤオ族文化研究所主催講座)

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
1月24日(土)、 1月31日(土)、 2月 7日(土)、 2月14日(土)、 2月21日(土)、 2月28日(土)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
50
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
ヤオ族は、中国南部から焼畑耕作による移動を長期間重ね、広く東南アジア大陸部(ラオス・ベトナム・タイ・ミャンマー)へ、さらに難民としてアメリカにも移住しています。ヤオ族は、中国文化の圏域外へと跨こ境きょうしてなお漢文化から受容し自ら体系化した漢字文書を保持し続けています。
この漢字文書は種々な儀礼で使用され、ヤオ族の重要な文化資源といえます。
移住という行為は神話・儀礼文書・個人的経験のいずれのレベルにも共通する“先祖伝来の営為”であると認識されており、ヤオの個人的民族的アイデンティティーは移住を常態とみなし、移動し続けることを中核とすることで形成されています。このことがヤオ族の順応性・柔軟性に加え独自性を失わない価値観に表われているといえます。
ヤオ族の言語・家族・生業・祭り・年中行事・人生儀礼・衣装・音楽・踊り・絵画を通して、その生きざまと民俗知識を知ることでわれわれ日本人も種々な示唆を得ることになると考え、本講座を企画しました。
2008年に発足した神奈川大学プロジェクト研究所ヤオ族文化研究所の研究成果の公開を図るものです。

【講座スケジュール】
第1回 1月24日(土) ヤオ族概説【吉野 晃】
詳細:ヤオ族の分布と来歴について概説し、タイのヤオ族を例に生活の全体像を紹介します。

第2回 1月31日(土) 生業【吉野 晃/増野 高司】
詳細:ヤオ族の移住をもたらしてきた焼畑耕作と、常畑耕作や出稼ぎなど近年の生業の多様化について紹介します。

第3回 2月 7日(土) 言語と神話【吉川 雅之/廣田 律子】
詳細:ヤオ族の言語の一種であるミエン語の特徴を紹介し、ヤオ族のアイデンティティーの中核をなす救世主盤王の神話に展開します。

第4回 2月14日(土) 衣文化【内海 涼子】
詳細:ベトナム北部や中国の雲南・広西を中心にヤオのさまざまな装いと染織技法などを紹介し比較します。

第5回 2月21日(土) 家族と社会【泉水 英計】
詳細:ヤオ族の家族と屋敷、一見したところでは日本と似ているようで、実は意外なほど違うすまいの在り方から、ヤオ族の社会にアプローチします。

第6回 2月28日(土) 儀礼と儀礼文献【丸山 宏/浅野 春二】
詳細:中国南部のヤオ族の儀礼の実践と使用される経典について解説します。

講師陣

名前 吉野 晃
肩書き 東京学芸大学教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 増野 高司
肩書き 総合研究大学院大学客員研究員、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 吉川 雅之
肩書き 東京大学准教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 廣田 律子
肩書き 神奈川大学教授、ヤオ族文化研究所所長
プロフィール
名前 内海 涼子
肩書き 大阪成蹊大学教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 泉水 英計
肩書き 神奈川大学教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 丸山 宏
肩書き 筑波大学教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
名前 浅野 春二
肩書き 國學院大學教授、ヤオ族文化研究所所員
プロフィール
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