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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-06-19 / その他教養 / 学内講座コード:14A1611601

色で学ぶ心理学 2 (よこはま福祉・保健カレッジ)

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
6月20日(金)、 6月27日(金)、 7月 4日(金)、 7月11日(金)、 7月18日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
私たちは周囲を色によって囲まれています。白や黒も無彩色という色ですから、色のないスペースはありません。私たちは色によって影響を受け、また逆に色を用いてさまざまなメッセージを送っています。色は言葉によらないコミュニケーション(ノンバーバルコミュニケーションと呼びます)の代表的なものです。私たちは色によって何を伝えているのでしょうか。また逆に色を「ことば」に変換する方法にはどのような方法があるのでしょうか。今回のシリーズでは、色によるコミュニケーションを中心に、色を通して人間のこころのはたらきや生活への応用について考えていきます。

【講座スケジュール】
第1回 6月20日(金) 色による(ノンバーバル)コミュニケーション
詳細:すべての色は多かれ少なかれ特定のイメージを持っています。それ自体がすでにノンバーバルコミュニケーションです。さらにそれに留まらず色には明示的にある意味を与えられています。そうした色の持つイメージ、色の連想、象徴、慣習について考えます。

第2回 6月27日(金) 色をことばによって表す
詳細:色を「ことば」に変換する方法を考えます。日本語の「青」と英語の「blue」の指示範囲は同じではありません。イヌイットの人たちには「白」に関して数10種類の色名があると言われています。また色名の種類は社会によって異なると言われていますが、その発達経過は似たような段階を辿るようです。それを示した有名なバーリン&ケイの仮説について考えます。

第3回 7月 4日(金) 色を記号と数字によって表す
詳細:現在ファッションの世界、産業の世界、教育の世界で色によるコミュニケーションのツールとして使われているのはマンセルシステムです。また主に工業界ではCIEのXYZシステムが用いられています。すべての色は数字2値で表せるのです。それらの仕組みについて考えます。

第4回 7月11日(金) 「黄色い声」ってどんな声?:不思議な共感覚の世界
詳細:「黄色い声」ってどんな声でしょうか。「チキンのとがりが足りない」とはどのようなことでしょうか。このことばはチキンの形を言っているのではありません。チキンの「味」を言っているのです。この不思議な共感覚について考えます。

第5回 7月18日(金) 「青7現象」:色の好き嫌い
詳細:好きな数字は7、好きな色は青という人が多いためこのような名前がついています。確かに好きな色はかなり限定されているようです。ここでは色の好き嫌いについて考えます。「女の子の色」や「男の子の色」などはあるのでしょうか。

講師陣

名前 三星 宗雄
肩書き 神奈川大学人間科学部教授
プロフィール 1950年生まれ。千葉大学人文学部(心理学専攻)卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程(心理学専門課程)修了。博士(心理学)。専門は色彩心理学、環境色彩学、実験心理学。著書に『環境色彩学の基礎』(2006年)、『色の心理学』(2008年)、『世界の色の記号:自然・言語・文化の諸相』(2011年)などがある。環境色彩研究の一環として、公共のトイレおよび自動販売機の色・デザインについてデータ収集を続けている。最近縞模様(ストライプパターン)の認知的、心理的、社会的意味に強い関心がある。
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