講座詳細情報
申し込み締切日:2014-06-12 / その他教養 / 学内講座コード:14A1611001
近くて遠い国・インド 変革するインドを幅広く考える
- 開催日
- 5月16日(金)、 5月23日(金)、 5月30日(金)、 6月 6日(金)、 6月13日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
第二次大戦後に構築された日本とインドの関係は、2013年に60周年という節目の年を目出度く迎えた。
その間、日印関係はさしたる問題に直面することもなく、経済関係を機軸にして、平穏無事に維持されてきた。最近ではそれに加え、政治関係も深まってきており、日印関係は一層緊密の度合いを増し、現在に至っている。
それにもかかわらず、日本人にとってインドは、依然として理解し難い問題を多数抱える国であり、『近くて遠い国』と受け止めざるを得ないのが、日本におけるインド理解の実情ではないかと考えられる。
本講座では、講師のインドとの長い関わりを踏まえつつ、五つの問題に焦点を当て、変革するインドの姿を分かりやすく説くこととしたい。
本講座の結果が、聴く人にインドを一層身近に感じさせ、日本におけるインド理解の増進に貢献できるのであれば、講師にとってこれ以上の喜びはない。
【講座スケジュール】
第1回 5月16日(金) 類まれなインドの多様性――カースト制度に見るインドの特性
第2回 5月23日(金) インドの国是は世俗主義――インドはまさに宗教の坩堝
第3回 5月30日(金) 経済発展がもたらす社会的変革――変わるインド・変わらないインド
第4回 6月 6日(金) 富めるインドと貧しいインド――どの視点でインドを考えるか
第5回 6月13日(金) 世界最大の民主主義国家・インド――インドの民主主義は本物か
第二次大戦後に構築された日本とインドの関係は、2013年に60周年という節目の年を目出度く迎えた。
その間、日印関係はさしたる問題に直面することもなく、経済関係を機軸にして、平穏無事に維持されてきた。最近ではそれに加え、政治関係も深まってきており、日印関係は一層緊密の度合いを増し、現在に至っている。
それにもかかわらず、日本人にとってインドは、依然として理解し難い問題を多数抱える国であり、『近くて遠い国』と受け止めざるを得ないのが、日本におけるインド理解の実情ではないかと考えられる。
本講座では、講師のインドとの長い関わりを踏まえつつ、五つの問題に焦点を当て、変革するインドの姿を分かりやすく説くこととしたい。
本講座の結果が、聴く人にインドを一層身近に感じさせ、日本におけるインド理解の増進に貢献できるのであれば、講師にとってこれ以上の喜びはない。
【講座スケジュール】
第1回 5月16日(金) 類まれなインドの多様性――カースト制度に見るインドの特性
第2回 5月23日(金) インドの国是は世俗主義――インドはまさに宗教の坩堝
第3回 5月30日(金) 経済発展がもたらす社会的変革――変わるインド・変わらないインド
第4回 6月 6日(金) 富めるインドと貧しいインド――どの視点でインドを考えるか
第5回 6月13日(金) 世界最大の民主主義国家・インド――インドの民主主義は本物か
講師陣
名前 | 武藤 友治 |
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肩書き | 元ボンベイ総領事 |
プロフィール | 1930年岐阜県生まれ。大阪外国語大学(インド語学科)卒業後、外務省に入省。40余年の外交官生活のうち、18年をインドで過ごし、在ボンベイ(ムンバイ)総領事を最後に退官。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を経て現職。外務省在職中からインド政治のフォローアップに努め、退官後も現代インド研究に取り組み現在に至る。著書に『今日のインド』(サイマル出版会)、『インド私録』(シャンティ出版)、『インド 宗教の坩堝』(勉誠出版)、『巨象インドの憂鬱』(出帆新社)他があり、翻訳にはV.S.ナイポール著『インド・新しい顔』(岩波書店)がある。 |