講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-03 / その他教養 / 学内講座コード:13B1612001
アジアの視点 その4
激動するアジアの現状を分析する
- 開催日
- 10月17日(木)、10月24日(木)、10月31日(木)、
11月 7日(木)、11月14日(木)、11月21日(木)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 16:00~17:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,500円
- 定員
- 30
- その他
- 8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足

※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今日、東アジア地域は激動している。安全保障面との関連では、竹島や尖閣諸島の例で見られるように、アジアの関連諸国は対立を深めながら、それぞれ国家間の協力や同盟を結んで二極を形成している状況である。その半面、経済面においては、相互依存関係を従来より一層深めていて、同地域に住む市民たちは、日常の生活面で動揺せざるを得ない。
今回の講座では、前記のようなアジア地域における拮抗する政治・経済的状況を踏まえた上で、その間の新たな変化と展開を、日本との関連でそれぞれの専門の研究者に分析、解説していただく予定である。また、この企画では今後、最近ますます大きな問題になりつつあるアジアの環境問題や文化問題も、政治経済を中心とする講演に加えることによって、受講者の期待に応えて行きたいと考えている。
■コーディネーター:郷田正萬
【講座スケジュール】
第1回 10月17日(木) 紛争解決を求めて─科学者の立場から─ 【小沼 通二】
第2回 10月24日(木) 日本の国内政治 【今西 光男】
第3回 10月31日(木) 習近平時代と日米中関係 【天児 慧】
第4回 11月 7日(木) プーチン政治とアジア 【下斗米 伸夫】
第5回 11月14日(木) 韓国の軍事政権から文民政権への移行 【郷田正萬】
第6回 11月21日(木) 「開城工団」の操業をめぐる南北朝鮮の対立 【郷田 正萬】
今日、東アジア地域は激動している。安全保障面との関連では、竹島や尖閣諸島の例で見られるように、アジアの関連諸国は対立を深めながら、それぞれ国家間の協力や同盟を結んで二極を形成している状況である。その半面、経済面においては、相互依存関係を従来より一層深めていて、同地域に住む市民たちは、日常の生活面で動揺せざるを得ない。
今回の講座では、前記のようなアジア地域における拮抗する政治・経済的状況を踏まえた上で、その間の新たな変化と展開を、日本との関連でそれぞれの専門の研究者に分析、解説していただく予定である。また、この企画では今後、最近ますます大きな問題になりつつあるアジアの環境問題や文化問題も、政治経済を中心とする講演に加えることによって、受講者の期待に応えて行きたいと考えている。
■コーディネーター:郷田正萬
【講座スケジュール】
第1回 10月17日(木) 紛争解決を求めて─科学者の立場から─ 【小沼 通二】
第2回 10月24日(木) 日本の国内政治 【今西 光男】
第3回 10月31日(木) 習近平時代と日米中関係 【天児 慧】
第4回 11月 7日(木) プーチン政治とアジア 【下斗米 伸夫】
第5回 11月14日(木) 韓国の軍事政権から文民政権への移行 【郷田正萬】
第6回 11月21日(木) 「開城工団」の操業をめぐる南北朝鮮の対立 【郷田 正萬】
備考
【備考】
※ 11/14(木)と11/21(木)は、講義の後1時間ほど、希望者を対象に韓国新聞記事(ハングル)を読む会を開きます(会費無料)。
※ 11/14(木)と11/21(木)は、講義の後1時間ほど、希望者を対象に韓国新聞記事(ハングル)を読む会を開きます(会費無料)。
講師陣
名前 | 小沼 通二 |
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肩書き | 神奈川歯科大学理事、慶應義塾大学名誉教授、武蔵工業大学名誉教授 |
プロフィール | 1931年東京生まれ。東京大学大学院修了、理学博士。専攻は物理学。日本学術会議原子核特別委員会委員長、日本物理学会会長、アジア太平洋物理学会連合会長、パグウォッシュ会議評議員などを歴任。現在、明治学院大学国際平和研究所研究員、世界平和アピール七人委員会委員。 |
名前 | 今西 光男 |
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肩書き | 法政大学法学部講師、「メディアウオッチ100」代表 |
プロフィール | 1948年埼玉県川越市生まれ。東京大学法学部卒業。71年朝日新聞社に入社。大津、京都両支局、大阪社会部、東京政治部、西部社会部次長、東京政治部次長、電々メディア局ニュースセクションエディター、総合研究本部(現・ジャーナリスト学校)主任研究員などを経て、2008年1月定年退職。著書に『占領期の朝日新聞と戦争責任』(朝日新聞出版)など。 |
名前 | 天児 慧 |
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肩書き | 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、現代中国研究所長 |
プロフィール | ここ10年近く、自分の本来の研究対象である現代中国政治よりも、アジア地域統合、その中でも日中関係、日本とアジアなどを考え、まとめ、発信してきた。その成果として、『中国・アジア・日本』(筑摩新書)、『日本再生の戦略』(講談社新書)、『アジア連合への道』(筑摩書房)、『膨張する中国と対外関係』『アジアの非伝統的安全保障』(以上、剄草書房)などを出版。今後は、中国研究に集中する。 |
名前 | 下斗米 伸夫 |
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肩書き | 法政大学法学部教授 |
プロフィール | 1948年札幌生まれ。1978年に東京大学大学院法学政治学研究科で博士号授与。専攻は比較政治学、冷戦史、ロシア政治。成蹊大学法学部教授を経て1988年から現職。著作に『図説ソ連の歴史』(河出書房新社)、『日本冷戦史(1945~56年)』(岩波書店)など。 |
名前 | 郷田 正萬 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。神奈川大学助教授、教授、神奈川大学法学研究所所長、神奈川大学アジア問題研究所所長を歴任。国際政治学、アジア政治外交史を専門とし、政治・経済・法律など幅広く研究。カリフォルニア大学(Berkeley/米国)・慶南大学(韓国)・復旦大学(上海/中国)の客員および招聘教授。従来は冷戦期における国際機構を中心に据えて研究し『国連の政治過程』を出版したが、現在は、朝鮮半島に焦点を置き、アジアの地域統合について研究している。 |
