講座詳細情報
申し込み締切日:2013-10-10 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:13B1611001
日本とインド―60年の軌跡を振り返る
- 開催日
- 10月11日(金)、10月18日(金)、10月25日(金)、
11月 1日(金)、11月 8日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 30
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
日本とインドは第二次大戦後に外交関係を樹立し、爾来今日までの60年間、特段の問題もなく友好関係を維持し続け、現在に至った。
しかし、60年経った今も、日本におけるインド理解が十分とはいえないのが実状であり、インドは日本人にとり依然として『遠い国』であることには変わりなく、それが、日印関係の進化にもう一つ迫力を欠く原因となっている。
日本人もインド人も、互いに相手国に親しみを覚えながら、相手国の実状を十分理解しないまま推移しているのが、日印両国民が抱える最大の問題ではないかと考える。
本講座では、講師のインドとの長い関わりを踏まえつつ、いくつかの問題に焦点を当て、過去60年に及ぶ日印両関係の軌跡を今一度振り返ることとした。
本講座の結果が、聴く人にインドを一層身近に感じさせ、日本におけるインド理解の増進に繋がるのであれば、講師にとりこれ以上の喜びはない。
【講座スケジュール】
第1回 10月11日(金) インドに勇気づけられた戦後の日本
インド象『インディラ』とパール判事の『戦犯無罪論』
第2回 10月18日(金) 何故インドは日本との単独講和に固執したのか?
独立国家・インドのいさぎよさ
第3回 10月25日(金) インド産鉄鉱石と日本の茶室
日本の経済復興の立役者・インド産鉄鉱石―昔と今
第4回 11月 1日(金) インド独立の志士 スバース・チャンドラ・ボースと日本
日本に眠るボースの遺骨―インドに戻れるのは何時の日か
第5回 11月 8日(金) 日本人にとってのインド、インド人にとっての日本
単細胞人間と多細胞人間の確執―日印関係60年の軌跡に学ぶ
日本とインドは第二次大戦後に外交関係を樹立し、爾来今日までの60年間、特段の問題もなく友好関係を維持し続け、現在に至った。
しかし、60年経った今も、日本におけるインド理解が十分とはいえないのが実状であり、インドは日本人にとり依然として『遠い国』であることには変わりなく、それが、日印関係の進化にもう一つ迫力を欠く原因となっている。
日本人もインド人も、互いに相手国に親しみを覚えながら、相手国の実状を十分理解しないまま推移しているのが、日印両国民が抱える最大の問題ではないかと考える。
本講座では、講師のインドとの長い関わりを踏まえつつ、いくつかの問題に焦点を当て、過去60年に及ぶ日印両関係の軌跡を今一度振り返ることとした。
本講座の結果が、聴く人にインドを一層身近に感じさせ、日本におけるインド理解の増進に繋がるのであれば、講師にとりこれ以上の喜びはない。
【講座スケジュール】
第1回 10月11日(金) インドに勇気づけられた戦後の日本
インド象『インディラ』とパール判事の『戦犯無罪論』
第2回 10月18日(金) 何故インドは日本との単独講和に固執したのか?
独立国家・インドのいさぎよさ
第3回 10月25日(金) インド産鉄鉱石と日本の茶室
日本の経済復興の立役者・インド産鉄鉱石―昔と今
第4回 11月 1日(金) インド独立の志士 スバース・チャンドラ・ボースと日本
日本に眠るボースの遺骨―インドに戻れるのは何時の日か
第5回 11月 8日(金) 日本人にとってのインド、インド人にとっての日本
単細胞人間と多細胞人間の確執―日印関係60年の軌跡に学ぶ
講師陣
名前 | 武藤 友治 |
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肩書き | 元ボンベイ総領事 |
プロフィール | 1930年岐阜県生まれ。大阪外国語大学(インド語学科)卒業後、外務省に入省。40余年の外交官生活のうち、18年をインドで過ごし、在ボンベイ(ムンバイ)総領事を最後に退官。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を経て現職。外務省在職中からインド政治のフォローアップに努め、退官後も現代インド研究に取り組み現在に至る。著書に『今日のインド』(サイマル出版会)、『インド私録』(シャンティ出版)、『インド 宗教の坩堝』(勉誠出版)、『巨象インドの憂鬱』(出帆新社)他があり、翻訳にはV.S.ナイポール著『インド・新しい顔』(岩波書店)がある。 |