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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-30 / その他教養:日本史:世界史 / 学内講座コード:13A1610101

歴史の中の日中関係 対立の淵源とその行方

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月14日(火)、 5月21日(火)、 5月28日(火)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
昨年、2012年は1972年の日中国交回復40周年にあたる記念すべき年であったが、9月の日本政府による尖閣諸島購入をきっかけに両国はきびしい対立関係に身を置くこととなった。これは無人島の領有権争いという1つの紛争がたまたま激化した偶発的な出来事であろうか。それとも歴史に根差す対立の芽が時を得て地表に姿を現した必然であったのだろうか。私は後者であると考える。
19世紀、ともに「西洋の衝撃」を受けた日中両国は、その後、対照的な道を歩んで現在に至った。とくに19世紀末から20世紀前半にかけては、一方的な日本の「攻」と中国の受動的な「守」の関係が続いた。日本の敗戦とその後の断絶期をはさんで直近の40 年間、曲りなりにも平穏な国家関係が両国間に保たれたことは、それこそがむしろ偶然の結果ではなかったか。
こうした問題意識で、これまでと、そしてこれからの日中関係を考えたい。


【講座スケジュール】
第1回 5月14日(火) 1945年に至る日中関係
 阿片戦争、明治維新以来の日中関係をふりかえる。

第2回 5月21日(火) 「日中国交正常化」とはなんだったのか
 1972年の「正常化」は何を解決し、何を積み残したか。

第3回 5月28日(火) 「尖閣」はたんなる島の問題か
 これから両国が取り組むべき課題はなんなのか。

講師陣

名前 田畑 光永
肩書き 一般社団法人 国際善隣協会理事 、ジャーナリスト
プロフィール 1960年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBSに入社。中国北京・香港支局長、TBSテレビキャスターなど歴任。1996年から2006年まで神奈川大学教授。現在、(社)国際善隣協会理事。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書および論文に『中国を知る』『小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)、「戦後断絶期の中国観 1945-1952」(『神奈川大学評論』57~71号)
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