講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-27 / その他教養 / 学内講座コード:12B1612601
アジアの視点 その2 激動するアジアの現状を分析する
- 開催日
- 10月11日(木)、10月18日(木)、10月25日(木)、11月 1日(木)、11月 8日(木)、11月15日(木)、11月22日(木)、11月29日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 12,500円
- 定員
- 30
- その他
- 11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座内容】
今日のアジアは、政治・経済の面において激動している。まず経済面においては、多角的な経済連携協定の締結で見られるように、従来にも増して相互依存関係が深くなって行く反面、政治や軍事面では、アジア諸国間で一層先鋭な対立を示している。
また、国内的な経済政策の側面に視点を向けて見ると、アジア諸国では必ずしも自国の経済政策の詳細について、構成市民のすべての意見が一致を見ているわけではない。
この講座では、こうしたアジア地域の拮抗する現実的状況を踏まえて、それぞれの分野における専門の研究者と実務家で構成された講師陣により、アジア地域が直面している問題に焦点を合わせて分析し、アジアの全体像を浮き彫りにしてみようとするものである。
■コーディネーター:郷田正萬
【講座スケジュール】
第1回10月11日(木) 日本、韓国、そして中国―協力の必然
【李 壽 尊】
第2回10月18日(木) 核廃絶への動きと日本の原発の将来
【小沼 通二】
第3回10月25日(木) 日本の国内政治の現状―民主党政権の先にあるものは何か
【今西 光男】
第4回11月 1日(木) ロシア政治と日ロ関係
【下斗米 伸夫】
第5回11月 8日(木) 自由貿易協定(FTA)―タイ自動車産業の展開、日本人の所得の視点から
【山本 博史】
第6回11月15日(木) 中国共産党大会と日中関係―習近平新指導体制下の中国をどのように見るか
【天児 慧】
第7回11月22日(木) 韓国の内政の推移と対外関係
【郷田 正萬】
第8回11月29日(木) 北朝鮮の内政の推移と対外関係
【郷田 正萬】
今日のアジアは、政治・経済の面において激動している。まず経済面においては、多角的な経済連携協定の締結で見られるように、従来にも増して相互依存関係が深くなって行く反面、政治や軍事面では、アジア諸国間で一層先鋭な対立を示している。
また、国内的な経済政策の側面に視点を向けて見ると、アジア諸国では必ずしも自国の経済政策の詳細について、構成市民のすべての意見が一致を見ているわけではない。
この講座では、こうしたアジア地域の拮抗する現実的状況を踏まえて、それぞれの分野における専門の研究者と実務家で構成された講師陣により、アジア地域が直面している問題に焦点を合わせて分析し、アジアの全体像を浮き彫りにしてみようとするものである。
■コーディネーター:郷田正萬
【講座スケジュール】
第1回10月11日(木) 日本、韓国、そして中国―協力の必然
【李 壽 尊】
第2回10月18日(木) 核廃絶への動きと日本の原発の将来
【小沼 通二】
第3回10月25日(木) 日本の国内政治の現状―民主党政権の先にあるものは何か
【今西 光男】
第4回11月 1日(木) ロシア政治と日ロ関係
【下斗米 伸夫】
第5回11月 8日(木) 自由貿易協定(FTA)―タイ自動車産業の展開、日本人の所得の視点から
【山本 博史】
第6回11月15日(木) 中国共産党大会と日中関係―習近平新指導体制下の中国をどのように見るか
【天児 慧】
第7回11月22日(木) 韓国の内政の推移と対外関係
【郷田 正萬】
第8回11月29日(木) 北朝鮮の内政の推移と対外関係
【郷田 正萬】
講師陣
| 名前 | 李 壽尊 |
|---|---|
| 肩書き | 駐横浜大韓民国総領事 |
| プロフィール | 嶺南(ヨンナム)大学校、韓国外国語大学校通訳大学院卒業。大学講師、外交通商部在外同胞領事審議官を歴任。台湾、中国、上海など中国での公館3回勤務、駐日大使館参事官、駐大阪副総領事を歴任。中国文学専攻。中国、日本に関心を寄せる。 |
| 名前 | 小沼 通二 |
|---|---|
| 肩書き | 神奈川歯科大学理事、慶應義塾大学名誉教授、武蔵工業大学名誉教授 |
| プロフィール | 1931年東京生まれ。東京大学大学院修了、理学博士。専攻は物理学。日本学術会議原子核特別委員会委員長、日本物理学会会長、アジア太平洋物理学会連合会長、パグウォッシュ会議評議員などを歴任。現在、明治学院大学国際平和研究所研究員、世界平和アピール七人委員会委員。 |
| 名前 | 今西 光男 |
|---|---|
| 肩書き | 法政大学法学部講師、「メディアウオッチ100」代表 |
| プロフィール | 1948年埼玉県川越市生まれ。東京大学法学部卒業。71年朝日新聞社に入社。大津、京都両支局、大阪社会部、東京政治部、西部社会部次長、東京政治部次長、電々メディア局ニュースセクションエディター、総合研究本部(現・ジャーナリスト学校)主任研究員などを経て、2008年1月定年退職。著書に『占領期の朝日新聞と戦争責任』(朝日新聞出版)など。 |
| 名前 | 下斗米 伸夫 |
|---|---|
| 肩書き | 法政大学法学部教授 |
| プロフィール | 1948年札幌生まれ。1978年に東京大学大学院法学政治学研究科で博士号授与。専攻は比較政治学、冷戦史、ロシア政治。成蹊大学法学部教授を経て1988年から現職。著作に『図説ソ連の歴史』(河出書房新社)、『日本冷戦史(1945~56年)』(岩波書店)など。 |
| 名前 | 山本 博史 |
|---|---|
| 肩書き | 神奈川大学経済学部教授 |
| プロフィール | タマサート大学(タイ)政治学部修士課程修了(政治学国際関係論修士)、神奈川大学大学院博士課程修了(博士・経済学)。神奈川大学研究員、茨城大学助教授、同教授等を経て現職。タイ経済、地域研究を専門とし、アジア経済、自由貿易協定、直接投資、タイ砂糖産業など幅広く研究。 |
| 名前 | 天児 慧 |
|---|---|
| 肩書き | 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、現代中国研究所長 |
| プロフィール | ここ10年近く、自分の本来の研究対象である現代中国政治よりも、アジア地域統合、その中でも日中関係、日本とアジアなどを考え、まとめ、発信してきた。その成果として、『中国・アジア・日本』(筑摩新書)、『日本再生の戦略』(講談社新書)、『アジア連合への道』(筑摩書房)、『膨張する中国と対外関係』『アジアの非伝統的安全保障』(以上、剄草書房)などを出版。今後は、中国研究に集中する。 |
| 名前 | 郷田 正萬 |
|---|---|
| 肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
| プロフィール | 東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。神奈川大学助教授、教授、神奈川大学法学研究所所長、神奈川大学アジア問題研究所所長を歴任。国際政治学、アジア政治外交史を専門とし、政治・経済・法律など幅広く研究。カリフォルニア大学(Berkeley/米国)・慶南大学(韓国)・復旦大学(上海/中国)の客員および招聘教授。従来は冷戦期における国際機構を中心に据えて研究し『国連の政治過程』を出版したが、現在は、朝鮮半島に焦点を置き、アジアの地域統合について研究している。 |
