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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-01-22 / 日本史:その他教養 / 学内講座コード:12B1611901

陰陽道と王朝貴族の日常生活 物忌・方違・四神相応・五芒星などを正しく理解するために

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 5日(火)、 2月12日(火)、 2月19日(火)、 2月26日(火)、 3月 5日(火)、 3月12日(火)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
50
その他
8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
「陰陽道」とは何でしょう。宗教? 学問? 迷信? その名称を聞いたことはあっても、それがどんなものかを説明するのは難しい。それが陰陽道なのではないでしょうか。
また、どうやら陰陽道に関係しているらしい「物忌(ものいみ)」「方違(かたたがえ)」などについて、いざ説明を求められると、ちょっと困ってしまったりはしませんか。実は、物忌や方違などは、多くの場合、きちんと理解されていないのです。例えば、偉い先生の書いた王朝文学の本や平安時代史の本においてさえ、「物忌」「方違」についての説明には、ちょこちょこ誤解が含まれていたりします。
さらに、しばしば「陰陽道は中国から伝わってきた」といった説明を見たり聞いたりしますが、これなどは、陰陽道に関する誤解の最も大きなものだと言えましょう。通説に反して、陰陽道というのは、この日本において誕生したものなのです。
陰陽道が王朝時代の貴族たちの日常生活を強く規制していたというのは、おそらく、かなり広く知られている事実でしょう。しかし、一般に、陰陽道というものがきちんと理解されているかというと、やや心もとないように思われます。
そこで、この講座では、物忌・方違・四神相応・五芒星といった事柄を正しく理解することを通じて、王朝時代の陰陽道についての理解を深めていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 2月 5日(火) 陰陽師と藤原道長の日常生活
詳細:安倍晴明の忠告/官人陰陽師/藤原道長の引っ越しと安倍晴明

第2回 2月12日(火) 五芒星(ごぼうせい)
詳細:晴明神社のシンボル/木・火・土・金・水/五行相生/五行相克

第3回 2月19日(火) 四神相応(しじんそうおう)
詳細:青竜・朱雀・白虎・玄武/平安京の立地

第4回 2月26日(火) 物忌(ものいみ)
詳細:誤解の多い「物忌」/物忌を設定する手順/怪異

第5回 3月 5日(火) 方違(かたたがえ)
詳細:誤解の多い「方違」/方違が必要になるとき/方忌(かたいみ)をもたらす神々

第6回 3月12日(火) 呪詛(じゅそ)
詳細:陰陽師による呪詛/「隠れ陰陽師」/法師陰陽師/蘆屋道満

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学)
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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