講座詳細情報
申し込み締切日:2012-10-04 / 世界史:その他教養 / 学内講座コード:12B1610701
インド歴史散歩 その2
- 開催日
- 10月 5日(金)、10月12日(金)、10月19日(金)、10月26日(金)、11月 2日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 8,000円
- 定員
- 50
- その他
- 7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
過去数千年にわたり、異民族、異文化の到来を受け容れてきたインドは、複雑さ、多様さにおいて他に類を見ない、『インド』という名の一大文化圏を築き上げ、今に至っている。
一方、インドは1991年に経済自由化に踏み切って以来、近代化の道を急速に突き進み、インドに対する世界の関心が日を追って強まりつつあるというのに、わが国においては、インド理解がもう一つ迫力に欠けるというのが、実情ではないかと思われる。
その意味で、独自の文化圏を築き上げてきたインドの歴史を知ることが、現代インドを理解するための近道の一つと考える。
本講座においては、講師が長年住みなれたインドのいくつかの街を、肩の凝らない形で気楽に歴史散歩し、これらの街の過去を現在に映し変えることによって、『今日のインド』に近づく努力を試みることとしたい。
本講座が、わが国におけるインド理解の高まりに少しでも繋がるのであれば、幸いである。
【講座スケジュール】
第1回10月 5日(金) 東洋のスイス・カシミール
―「花咲き乱れる桃源郷」から「テロリストの温床」と化したカシミールの昔と今
第2回10月12日(金) コーチン
―胡椒の街・ユダヤ教徒の街
第3回10月19日(金) シーク教ゆかりの街・アムリツァー
―ジャリヤンワーラー・バーグ虐殺事件からインディラ・ガンディー首相暗殺事件まで
第4回10月26日(金) 今なお西欧の色香をただよわすゴア
―お目当ては聖フランシスコ・ザビエルの遺体を祀るキャサリン大聖堂
第5回11月 2日(金) フーグリー河下りの面白さ
―セランポールからバンダル、シャンデルナゴールを経てコルカタまで
過去数千年にわたり、異民族、異文化の到来を受け容れてきたインドは、複雑さ、多様さにおいて他に類を見ない、『インド』という名の一大文化圏を築き上げ、今に至っている。
一方、インドは1991年に経済自由化に踏み切って以来、近代化の道を急速に突き進み、インドに対する世界の関心が日を追って強まりつつあるというのに、わが国においては、インド理解がもう一つ迫力に欠けるというのが、実情ではないかと思われる。
その意味で、独自の文化圏を築き上げてきたインドの歴史を知ることが、現代インドを理解するための近道の一つと考える。
本講座においては、講師が長年住みなれたインドのいくつかの街を、肩の凝らない形で気楽に歴史散歩し、これらの街の過去を現在に映し変えることによって、『今日のインド』に近づく努力を試みることとしたい。
本講座が、わが国におけるインド理解の高まりに少しでも繋がるのであれば、幸いである。
【講座スケジュール】
第1回10月 5日(金) 東洋のスイス・カシミール
―「花咲き乱れる桃源郷」から「テロリストの温床」と化したカシミールの昔と今
第2回10月12日(金) コーチン
―胡椒の街・ユダヤ教徒の街
第3回10月19日(金) シーク教ゆかりの街・アムリツァー
―ジャリヤンワーラー・バーグ虐殺事件からインディラ・ガンディー首相暗殺事件まで
第4回10月26日(金) 今なお西欧の色香をただよわすゴア
―お目当ては聖フランシスコ・ザビエルの遺体を祀るキャサリン大聖堂
第5回11月 2日(金) フーグリー河下りの面白さ
―セランポールからバンダル、シャンデルナゴールを経てコルカタまで
講師陣
名前 | 武藤 友治 |
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肩書き | 元ボンベイ総領事 |
プロフィール | 1930年岐阜県生まれ。大阪外国語大学(インド語学科)卒業後、外務省に入省。40余年の外交官生活のうち、18年をインドで過ごし、在ボンベイ(ムンバイ)総領事を最後に退官。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員を経て現職。外務省在職中からインド政治のフォローアップに努め、退官後も現代インド研究に取り組み現在にいたる。著書に『今日のインド』(サイマル出版会)、『インド私録』(シャンティ出版)、『インド 宗教の坩堝』(勉誠出版)、『巨象インドの憂鬱』(出帆新社)他があり、翻訳にはV.S.ナイポール著『インド・新しい顔』(岩波書店)がある。 |