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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-16 / その他教養 / 学内講座コード:12B1610101

日本人の神観念を読み解く スサノヲ神話を中心に

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月17日(水)、10月24日(水)、10月31日(水)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
30
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
『古事記』や『日本書紀』に収められた神話、いわゆる記紀神話には、多くの神々が登場します。神話は、国土の成り立ちや事物の起源、神と王権の関係などを説明することによって共同体を維持するための規範として機能してきました。しかし、古代社会の秩序が崩れていくと、国家や王権はそうした神話の管理権を独占することができなくなってしまいます。そのような流れの中で、神話は解釈し直され、神々には新たな意味が付与されていきました。本講座では、このダイナミックに変化していく神々の世界を、記紀神話に登場する三貴子の末子スサノヲに焦点を当ててたどっていきます。日本人の神観念がどのように変わっていったのか、神話の注釈という問題を通して考えてみたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回10月17日(水) スサノヲの誕生―神話の意味について
詳細:『古事記』や『日本書紀』、『出雲国風土記』などの古代神話にみえるスサノヲ像を比較します。

第2回10月24日(水) スサノヲの変貌―〈中世神話〉とは何か
詳細:神仏習合思想が発展する中で、仏教的に解釈されていくスサノヲやヤマタノヲロチ譚を取り上げます。

第3回10月31日(水) スサノヲの彷徨―近代化と神々
詳細:近世から近代にかけてのスサノヲ像の変遷を検討し、改めて現代の私たちの神観について考えます。

講師陣

名前 平沢 卓也
肩書き 早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員
プロフィール 1967年東京生まれ。國學院大學卒業。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は神道思想史。論文に「山王の受戒―中古天台における神祇観の一班―」(『東洋の思想と宗教』22)、「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)などがある。
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