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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-05-18 / その他教養 / 学内講座コード:12A1600100

連続講演会 科学と社会―「3.11」をめぐって

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月19日(土)、 6月 9日(土)、 7月14日(土)、 8月11日(土)、 8月25日(土)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
10,000円
定員
60
その他
9000円(※この料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
「東日本大震災」にともなう福島第一原子力発電所の事故や、大津波での未曾有の被害など、「3・11」以後、科学と社会の関係が大きく揺らいでいます。持続可能な社会と人類の未来にとって、科学技術が果たすべき役割とは何か。この講演会では、被害を拡大させた安全神話を問い直し、多様な側面から、テクノロジーと社会の新たな関係を見つめなおします。
■連続講演会は、毎学期、共通するテーマのもと、各界の一線で活躍する講師を招いて開催しています。

【講座スケジュール】
第1回 5月19日(土) 地球科学研究と安全保障の考え方 【米本 昌平】
第2回 6月 9日(土) 科学はどこまで文化なのか 【関 曠野】
第3回 7月14日(土) 世界を巡って、原発・原爆を思う 【中山 茂】
第4回 8月11日(土) 3.11後の「存在」と「時間」 【平野 啓一郎】
第5回 8月25日(土) 原発災害と科学者の社会的責任 【島薗 進】

備考

【備考】
この講座は5回コースですが1回ずつのお申し込みが可能です。
ご希望の日程を選び、以下よりお申し込みください。
1回の受講料は2,000円となります。

5月19日(土) 地球科学研究と安全保障の考え方
6月 9日(土) 科学はどこまで文化なのか
7月14日(土) 世界を巡って、原発・原爆を思う
8月11日(土) 3.11後の「存在」と「時間」
8月25日(土) 原発災害と科学者の社会的責任

講師陣

名前 米本 昌平
肩書き 科学史家、総合研究大学院大学教授(非常勤)
プロフィール 1946年愛知県生まれ。1972年京都大学理学部卒業。証券会社に勤務しながら科学史研究を続け、1976年三菱化成生命科学研究所に入所。2002年4月生命倫理や科学技術政策を研究対象とするシンクタンク「科学技術文明研究所」を設立、2007年3月まで所長。現在は、東京大学先端科学技術研究センター・特任教授を経て現職。専攻は科学史・科学論。著書に『バイオエシックス』(講談社)、『遺伝管理社会』(弘文堂、毎日出版文化賞受賞)、『地球環境問題とは何か』(岩波書店)、『知政学のすすめ』(中央公論新社、吉野作造賞受賞)、『独学の時代』(NTT出版)、『バイオポリテイクス』(中央公論新社、科学ジャーナリスト賞受賞)、『時間と生命』(書籍工房早山)ほか多数。近著に『地球変動のポリティクス』(弘文堂)。
名前 関 曠野
肩書き 評論家
プロフィール 1944年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業後、共同通信社に勤務。名古屋支社、国際局海外部などを経て1980年からフリーランス。資本主義批判、西欧の近代文明批判を軸に、政治思想史から教育論、政治経済学、科学・技術論など多岐にわたる著述活動を展開している。1982年に思想史の処女評論『プラトンと資本主義』(北斗出版)を上梓。主要著書に「ハムレットの方へ』(北斗出版)、『科学の「世紀末」』(高木仁三郎との共著、平凡社)、『歴史の学び方について』(窓社)ほか多数。近著に『フクシマ以後―エネルギー・通貨・主権』(青土社)。訳書にヒレア・べロック『奴隷の国家』(太田出版)。
名前 中山 茂
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1928年兵庫県生まれ。東京大学理学部卒業。ハーバード大学Ph.D.(科学史)。専門は天文学、科学史。国際科学史アカデミー(International Academy of the History of Science)副会長。主要著書に『占星術』(紀伊国屋新書)、『歴史としての学問』(中央公論社)、『野口英世』(朝日新聞社)、『科学と社会の現代史』(岩波書店)、『通史・日本の科学技術』(学陽書房、毎日出版文化賞特別賞)、『科学技術の戦後史』(岩波新書)、『大学生になるきみへ 知的空間入門』(岩波ジュニア新書)ほか多数。近著に『パラダイムでたどる科学の歴史』(ベレ出版)。パラダイム論を日本に紹介したことで知られ、訳書にT・クーン『科学革命の構造』、M・クライン『数学の文化史』などがある。
名前 平野 啓一郎
肩書き 作家
プロフィール 1975年愛知県蒲郡市生まれ。 京都大学法学部卒業。1998年、文芸誌『新潮』に初めて投稿した小説『日蝕』が同誌8月号に巻頭一挙掲載され話題を呼ぶ。 翌年1月、同作により史上最年少タイ(当時)の23歳で第120回芥川賞を受賞。『一月物語(いちげつものがたり)』『葬送』(以上、新潮社)、『高瀬川』(講談社)、『滴り落ちる時計たちの波紋』(文藝春秋)、『決壊』(新潮社、芸術選奨文部科学大臣新人賞)、『ドーン』(講談社、ドゥマゴ文学賞受賞)、『かたちだけの愛』(中央公論新社)など話題作を発表。各国で翻訳紹介されている。2004年には文化庁の「文化交流使」として一年間パリに滞在。ヨーロッパ各地で精力的な講演活動を行う。現在は東京都在住。2008年の第21回から三島由紀夫賞の選考委員に最年少で就任。2011年9月より『モーニング』にて長篇小説『空白を満たしなさい』連載開始。
名前 島薗 進
肩書き 東京大学大学院教授
プロフィール 1948年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了、東京大学博士課程単位取得退学。筑波大学研究員、東京外国語大学助手等を経て1987年に東京大学助教授。現在、東京大学大学院人文社会系研究科宗教学専攻教授。専門は宗教学、死生学。総合科学技術会議生命倫理調査会委員、宗教法人審議会委員。主要著書に『現代救済宗教論』(青弓社)、『ポストモダンの新宗教』(東京堂出版)、『〈癒す知〉の系譜』(吉川弘文館)、『いのちの始まりの生命倫理』(春秋社)、『スピリチュアリティの興隆』(岩波書店)、『宗教学の名著30』(ちくま新書)、『国家神道と日本人』(岩波新書)ほか多数。
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