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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-02-06 / その他教養 / 学内講座コード:11B1611601

庶民たちの王朝時代 農民・漁民・商工民

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 7日(火)、 2月14日(火)、 2月21日(火)、 2月28日(火)、 3月 6日(火)、 3月13日(火)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
何となく「貴族の時代」としてのイメージを持たれがちな王朝時代ですが、ちょっと考えてみれば当たり前のことながら、王朝時代においても、日本の人口のほとんどは、「貴族」と呼ばれる人々ではなく、「庶民」として扱われる人々でした。
けれども、実のところ、王朝時代の庶民たちについては、彼らがどのような日常生活を送っていたのか、あまりよくわかっていません。王朝時代の日本にも、農民も、漁民も、商工民も、大勢いたわけですが、彼らがどのように暮らしていたのかということは、それほど明らかになっていないのです。
そこで、この講座では、多様な文書や記録や文学作品を手がかりとして、さらには、幾つかの絵巻物をも手がかりとして、王朝時代のさまざまな庶民たちについて、その日々の暮らしを復元していきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 2月 7日(火) 田を耕す人々
詳細:田植えの歌/稲刈りの風景/農家の生け垣/農村の祭
第2回 2月14日(火) 魚を獲る人々
詳細:さまざまな漁業/漁村の風景/漁場をめぐる争い
第3回 2月21日(火) 川を往来する人々
詳細:高瀬舟の運ぶもの/川から得られる商品/河原の生業
第4回 2月28日(火) 海に漕ぎ出す人々
詳細:瀬戸内海を渡る船/船頭のがめつさ/舟歌/舟人たちの信仰
第5回 3月 6日(火) 馬で稼ぐ人々
詳細:馬借の姿/馬の飼育を請け負う人々/馬を売買する人々/馬盗人
第6回 3月13日(火) 匠の技を見せる人々
詳細:職人たちの働く風景/多様な職人たち/職人たちの稼ぎ

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師(日本史/民俗学)
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『御堂関白記 藤原道長の日記』『殴り合う貴族たち』『天皇たちの孤独』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』(以上、吉川弘文館)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)など。
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