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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-01-11 / その他教養 / 学内講座コード:11B1611501

古典落語鑑賞講座

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
1月25日(水)、 2月 1日(水)、 2月15日(水)、 2月22日(水)、 2月29日(水)、 3月 7日(水)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,500円
定員
50
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
2011年1月より始まった「古典落語鑑賞講座」です。毎回、内容を一新します。
この講座の目的のひとつは、浮世絵講座の一助となることも考えています。つまり、浮世絵は情景が見えますが声は出ません。落語は情景が見えませんが声が出ます。両方合わせれば、江戸や明治が3Dとして蘇ってきます。
講座の副題を、あえて、「落語団菊爺ィ保存会」とします。その昔、歌舞伎のほうで、「昔の団十郎はよかった、昔の菊五郎はよかった」と懐かしみ「若手の役者なんか観たくもない」という嫌味な老人を、皮肉をこめて「団菊爺ィ」と呼びました。つまり理想は、「亡くなった古い役者は忘れて、もっと若手の役者を観るべきだ」という意味のようです。昨今の「落語ブーム」は、若手の噺家を追いかける若者や年輩のファンが増加して、「落語団菊爺ィ」がいなくなり、理想の状態になったように見えます。
しかし、私、「落語団菊爺ィ」の生き残りとしましては、大きな疑問を抱いています。現代の落語ファンは、気に入ったひとりの噺家さんだけを聴いて、他の噺家さんの落語を聴こうともしない人が増えています。これは大きな問題だと考えます。同じ噺を、いろいろな噺家さんの演じるのを聴くのも面白いものですし、どの演じ方が理想なのかを考えてみるのも楽しいものです。そして、「落語とは何か?」という問いに答えてみようと挑むことも重要です。
この講座では、昔の名人上手と言われた噺家さん達に焦点を当てて、落語を鑑賞したいと思います。鑑賞方法は、大画面で、落語のVTRを上映します。鑑賞後、講師の解説を交えて講義を進めていきます。

講師陣

名前 新藤 茂
肩書き 東京工芸大学大学院講師、国際浮世絵学会常任理事
プロフィール 1947年生まれ。東京理科大学理工学部数学科卒業。専門は、浮世絵・数学・落語・歌舞伎。第24回内山賞受賞(浮世絵研究/2005年度)。歌舞伎座「歌舞伎絵暦」の企画構成解説。著書に『五渡亭國貞〈役者絵の世界〉』(グラフィック社)、『三代目澤村田之助』(共著、ペヨトル工房)、『図説「見立」と「やつし」〈日本文化の表現技法〉』(共著、八木書店)など。
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