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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-02-01 / 日本史:宗教・哲学 / 学内講座コード:140258

16・17世紀の宣教師が見た日本の社会と文化

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 3日(金)~ 3月 3日(金)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・キリスト教における「宣教」の意味、イエズス会の「布教政策」を理解する。
・宣教師が書いた書簡・報告書・日本人に関する研究書物の読解を行う。
・思想史・宗教思想史の観点から、西洋人・キリスト教信者のものの見方、そして彼らがどのように異文化・異宗教を理解したのかを分析する。

【講義概要】
フランシスコ・ザビエル等のイエズス会士は1549年にポルトガルが開いた航路を通って日本にやってきて、日本でのキリスト教布教を始めた。また、イエズス会より50年後に、フィリピンから来日したスペイン系の修道会も福音伝道を行った。彼らの布教/伝道活動により、歴史・思想史・宗教思想史・言語史・通商史・人類学等の様々な研究に資する価値ある文献(書簡・報告書等)が残されている。本講座では、日本人の風習・社会・宗教について書かれたこれらの文献を足がかりとして、思想史・宗教思想史の観点から、西洋人・キリスト教信者のものの見方、そして彼らがどのように異文化・異宗教を理解したのかを丹念に読み解き、考察していきたい。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) 修道会と伝道精神
第2回 2023/ 2/10(金) ザビエルの日本到着・ザビエルの見た日本
第3回 2023/ 2/17(金) 日本文化・社会の特徴。ヴァリニャーノとフロイス
第4回 2023/ 2/24(金) 日本の「同宿」について(カブラルとヴァリニャーノの論争)
第5回 2023/ 3/ 3(金) 迫害期におけるキリシタンの慣習と信仰。コリャードの『懺悔録』について

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 マルティ・オロバル ベルナット
肩書き 早稲田大学准教授
プロフィール 1979年スペイン生まれ。2006年から2012年にかけて交換研究員、特別研究生として早稲田大学東洋哲学研究室に在籍し、2013年にスペインのバレンシア大学で博士号を取得。2012年より東京外国語大学、慶応義塾大学、早稲田大学、東京大学等で非常勤講師、2017年4月より2020年3月まで上智大学准教授、2020年4月より早稲田大学政治経済学部准教授。専門分野は、明治時代の思想及び16世紀と17世紀日本におけるキリスト教宣教師の伝道活動。著書に「マルコポーロのシパングからフランシスコ・ザビエルのジャパンまでーイスパニアの伝統に見られる幾つかの日本像について」(Joan B. Llinares (ed.), 『Antropolog?a filos?fica y literatura』(Pretextos, 2019,担当範囲 pp.23-50))、『日本のキリスト教迫害期における宣教師の「堅信」論争』(春秋社、2023年1月刊行予定)。
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