講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-07 / その他教養 / 学内講座コード:710708
海を越えた最初の日本列島人―実験航海で探る3万年前の挑戦
- 開催日
- 4月 9日(土)~ 4月 9日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:00~16:30 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 5,940円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 6,831円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
最初の日本列島人は3万年以上前に、海を越えてこの地へやってきたが、当時の祖先たちがどのように困難な海を渡ったかは謎である。とりわけ琉球列島の海は世界最大規模の海流である黒潮が行く手を阻み、隣の島が見えないほど遠い海峡もある難関であり、この点で注目される。2013年に講師が国立科学博物館において企画した「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」では、学術的根拠をもとに当時の舟を推定して復元し、自分たちで実際に航海を行い、祖先たちの海への挑戦を再現して理解しようとした。数々の実験を行った本プロジェクトが、2019年7月の丸木舟による台湾→与那国島への航海成功により完結したので、その模様を紹介する。
最初の日本列島人は3万年以上前に、海を越えてこの地へやってきたが、当時の祖先たちがどのように困難な海を渡ったかは謎である。とりわけ琉球列島の海は世界最大規模の海流である黒潮が行く手を阻み、隣の島が見えないほど遠い海峡もある難関であり、この点で注目される。2013年に講師が国立科学博物館において企画した「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」では、学術的根拠をもとに当時の舟を推定して復元し、自分たちで実際に航海を行い、祖先たちの海への挑戦を再現して理解しようとした。数々の実験を行った本プロジェクトが、2019年7月の丸木舟による台湾→与那国島への航海成功により完結したので、その模様を紹介する。
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は4月16日を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は4月16日を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 海部 陽介 |
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肩書き | 東京大学総合研究博物館教授 |
プロフィール | 専門は人類進化学。理学博士。化石の研究とフィールドワークなどを通じ、約200万年におよぶアジア人類史を研究。国立科学博物館在籍時に「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」(2016-2019)を代表として実行。著書に『人間らしさとは何か』(河出書房新社)、『サピエンス日本上陸』(講談社)、『日本人はどこから来たのか?』(文藝春秋)など。日本学術振興会賞(2012)、海洋立国推進功労者表彰(2021)などを受賞。 |