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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-02 / 日本史 / 学内講座コード:130223

少しやさしい明治初年の歴史

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 4日(木)~12月 6日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・明治初年の歴史は近代化と偉人顕彰で語られがちです。しかし、実際の歴史は近代化そのものをめぐる激烈な権力闘争や反政府運動が展開されたことを理解しましょう。
・明治初年の対外関係も、内政と同様に、万国対峙論的な漠然とした理解では説明できず、条約改正問題の難航や清国朝鮮との対立関係を生む契機となったことを理解しましょう。

【講義概要】
廃藩置県によって国家体制が統一された日本でしたが、実際には近代化をめぐる政府内の権力闘争はさらに激しいものとなり、また反政府運動も激化していきました。そうしたなか、政府首脳の大半が欧米への視察に出かけます。他方、アジアとの関係に目を向けると清国および朝鮮との関係は険悪なものになっていました。こうしたなか、西郷隆盛の遣韓大使就任をめぐって政府が分裂します。いわゆる明治六年政変です。実のところ、これらの過程は漠然とした俗説によって説明されていて、核心部分は不明です。近代化・万国対峙といった漠然とした説明ではなく、最新の学説をもとに、複雑な明治初年の内政・外政を一つの歴史に再現してみます。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 4(木) ガイダンス~前回までの確認
第2回 2018/10/11(木) 条約改正期限の到来
第3回 2018/10/18(木) 岩倉使節団1
第4回 2018/10/25(木) 岩倉使節団2
第5回 2018/11/ 1(木) 日清関係の亀裂
第6回 2018/11/ 8(木) 日朝国交交渉の難航
第7回 2018/11/15(木) 不平士族とは
第8回 2018/11/22(木) 台湾出兵問題と征韓論
第9回 2018/11/29(木) 明治六年政変の理解方法
第10回 2018/12/ 6(木) 有司専制の政府と自由民権

備考

【ご受講に際して】
◆何でもかまいませんが、幕末維新期に関する歴史書(学校教科書や年表類を除く)を一読あるいは併読しながら受講していただければ幸いです。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鵜飼 政志
肩書き 駒澤大学・明星大学講師ほか
プロフィール 1966年生まれ。博士(史学)。明治維新史専攻。早稲田大学大学院 / 学習院大学大学院修了。駒澤大学・明星大学講師ほか。著書に『幕末維新期の外交と貿易』(校倉書房)・『歴史をよむ』(共編著、東京大学出版会)・『きのうの日本』(共編著、有志舎)、『明治維新の国際舞台』(有志舎)。
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