大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・「質問力」には「質問構成力」と「傾聴力」の2つの要素があることを理解する。
・上の2つの要素を組み合わせ、最終的に話し手の真意と聞き手が理解していることを一致させるためにはどのような質問を投げかければ効果的であるのかを理解する。
・上記を習得するためにその具体的な方法を講義と演習を通して身につける。

【講義概要】
ビジネスでは、お互いの目的を達成するために多くのコミュニケーションが取られます。しかし、発言者からさまざまな意見が出るものの、必ずしも発言が上手な人ばかりではなく、その真意を探るのは簡単なことではありません。このセミナーでは、会議や交渉の場で、話し相手の意見を引き出し、さらに、その真意を汲み取る質問の仕方を身につけます。質問力を強化することにより、相手から出てくる抽象的な「考え」を具体的な「行動」に変える手助けが可能となるため、意見・アイディアを次なるアクションに繋げることができるようになります。
〈こんな悩みを持つ方はぜひご参加ください〉
・クライアントとの打合せで、相手の真意が探れず、自分の思うように交渉できない
・部下やチームメンバーと話をしていても、何となく本音を言われていない気がする
・会議の進行役として、参加者の意見をうまく引き出せず、話が広がらない
主な講義内容は以下のとおりです。
●アイスブレーキング
●質問力を上げるための予備知識 【演習】質問を使い分ける
●意見を引き出す質問の仕方 【演習】質問を具体化する
●意見を掘り下げる質問の仕方 【演習】5W1H 10 本トレーニング
●相手の話を聴く 【演習】質問をつなげる
●真意を引き出す質問の仕方～質問における“Why の悲劇” 【演習】アイディアを共有する
●振り返り

名前	伊東 美晴
肩書き	(株)早稲田大学アカデミックソリューション シニアコンサルタント
プロフィール	コンサルタントとして、総務省、企業、私立大学等でのビジネス研修の講師を務める。また、企業・団体への新規事業提案などにおいて、数多くのプレゼンテーションや問題解決ファシリテーションの実績を持ち、社内の新規事業チームリーダーとしても現場の問題を数多く解決。日産ファシリテーション研修修了生、社会保険労務士。