講座詳細情報
申し込み締切日:2016-01-05 / 日本史 / 学内講座コード:241105
加賀百万石の御袋様vs徳川家康 芳春院人質の旅を中心として
- 開催日
- 1月12日(火)~ 3月 1日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 19,539円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 22,390円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
太閤秀吉没後、豊臣家は五大老・五奉行制となりますが、翌年に前田利家が没してしまうと政局が大きく動きはじめます。関ヶ原の戦い前後の情勢をふまえながら、加賀百万石の前田家と徳川家康の確執を明らかにします。
【講義概要】
前田利家の後室芳春院(おまつ)についての史料「東路記 全」を読み解きながら、慶長5年(1600)9月の関ヶ原の戦い前後の前田家(五大老の家)と筆頭の徳川家康の動向に注目します。史料の中心となる話は、芳春院がみずから決断して江戸に下る旅です。戦国の世を夫とともに生きてきた妻そして母としての思いが綴られていますが、文学的な素養があり旅を楽しむ姿もうかがえます。ほかに、二人の子、当主利長と弟利政についてもふれたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/12(火) 太閤秀吉の死去から前田利家の死去まで
第2回 2016/ 1/19(火) 利家死後の徳川家康の動きと当主前田利長
第3回 2016/ 1/26(火) 芳春院(おまつ)の決断
第4回 2016/ 2/ 2(火) 芳春院の人質の旅(伏見から江戸へ)
第5回 2016/ 2/ 9(火) 天下分け目の関ヶ原の戦いと前田家の兄弟
第6回 2016/ 2/16(火) 芳春院の子どもたちと子に対する思い
第7回 2016/ 2/23(火) 将軍となった家康と百万石の当主前田利長
第8回 2016/ 3/ 1(火) 隠居利長の死去と芳春院の加賀帰国
太閤秀吉没後、豊臣家は五大老・五奉行制となりますが、翌年に前田利家が没してしまうと政局が大きく動きはじめます。関ヶ原の戦い前後の情勢をふまえながら、加賀百万石の前田家と徳川家康の確執を明らかにします。
【講義概要】
前田利家の後室芳春院(おまつ)についての史料「東路記 全」を読み解きながら、慶長5年(1600)9月の関ヶ原の戦い前後の前田家(五大老の家)と筆頭の徳川家康の動向に注目します。史料の中心となる話は、芳春院がみずから決断して江戸に下る旅です。戦国の世を夫とともに生きてきた妻そして母としての思いが綴られていますが、文学的な素養があり旅を楽しむ姿もうかがえます。ほかに、二人の子、当主利長と弟利政についてもふれたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2016/ 1/12(火) 太閤秀吉の死去から前田利家の死去まで
第2回 2016/ 1/19(火) 利家死後の徳川家康の動きと当主前田利長
第3回 2016/ 1/26(火) 芳春院(おまつ)の決断
第4回 2016/ 2/ 2(火) 芳春院の人質の旅(伏見から江戸へ)
第5回 2016/ 2/ 9(火) 天下分け目の関ヶ原の戦いと前田家の兄弟
第6回 2016/ 2/16(火) 芳春院の子どもたちと子に対する思い
第7回 2016/ 2/23(火) 将軍となった家康と百万石の当主前田利長
第8回 2016/ 3/ 1(火) 隠居利長の死去と芳春院の加賀帰国
講師陣
名前 | 菅野 俊輔 |
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肩書き | 江戸文化研究家 |
プロフィール | カルチャーセンターの古文書講師のほか、講演、テレビ・ラジオ出演、時代考証、著述など幅広く活動中。著書『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)、『図説 世界を驚かせた頭のいい江戸のエコ生活』(青春出版社)、『書いておぼえる江戸のくずし字いろは入門』(柏書房)等。 |