大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
健康に関連する遺伝的素因がいかなるものであっても、一人ひとりがライフスタイルを見つめ直し、アクティヴ・ライフを実践し、アクティヴ・シニアを目指すことが、豊かな超高齢社会の構築につながることを理解する。

【講義概要】
世界に先駆けて超高齢社会を迎えている我が国において、ライフスタイルを見つめ直すことによって、元気に老い、心身ともにアクティヴなシニア世代が形成され、豊かな超高齢社会が実現する可能性について、「アクティヴ・エイジング」をキーワードとして、これまでに早稲田大学スポーツ科学学術院で行われてきた生理学、生化学、そして栄養学を含む「健康スポーツ科学」の研究成果を紹介しながら考えていく。
※各回のテーマについては、順番が入れ替わる可能性がございます。

【各回の講義予定】
第1回 2015/10/ 3(土) “アクティヴ・エイジング”における動楽と食楽
第2回 2015/10/10(土) メタボリック・シンドローム予防と運動・栄養
第3回 2015/10/24(土) シニアの心臓・血管の健康とアクティブ・ガイド
第4回 2015/11/21(土) ジュニア世代からシニア世代までの食育
第5回 2015/11/28(土) 要介護の原因となるサルコペニア・ロコモ予防と運動・栄養

名前	樋口 満
肩書き	早稲田大学教授
プロフィール	教育学博士。アクティヴ・エイジング研究所 所長。専門分野は健康増進と加齢に関する運動生理・生化学。様々な運動・スポーツ活動が健康の保持・増進、生活習慣病の予防に及ぼす効果に関して生理学的・生化学的諸指標を手掛かりに研究する。

名前	河野 寛
肩書き	国士舘大学講師
プロフィール	博士(人間科学)。専門分野は循環器系機能に関する運動生理学。運動習慣や加齢が血管機能に及ぼす影響を研究する。

名前	田口 素子
肩書き	早稲田大学准教授
プロフィール	博士(スポーツ科学)。スポーツ栄養研究所 所長。専門分野はスポーツ栄養学。食事・栄養摂取がスポーツ選手の競技力やコンディショニングに及ぼす影響を研究する。