大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
木版画は、絵がうまい・彫りがうまい・摺りがうまい等の“技術的な評価”とは別に、ヘタでも心温まる・癒される等の“味”も出せます。色々な技法を楽しみ学びながら自分に合った物を捜し、生活の中で生かせたらと思います。

【講義概要】
まず、道具の説明(版木・絵具・彫刻刀・彫毛等)をしたあと、一版から多版への技法の解説をします。そして、生活の中で活かせる小版画(年賀状・カード・書票・名刺・カレンダー等)から、額に入れて鑑賞できる「作品」制作まで教室で共に創りましょう。制作中に助言も致します。尚、手作り年賀状は木版画制作のきっかけになっている事が多く、春期にワセダギャラリーで開催している作品展も制作意欲向上への良い刺激になっているかと思われます。中野校での新しい講座と併せ、木版画制作の仲間が増える事を願っています。

名前	伊藤 卓美
肩書き	木版画家 、元日本版画会会長
プロフィール	1946年生。”79年～隔年/小田急百貨店で新作展。”80年/日本版画会会員。2000年/ふるさと切手「秩父の夜祭り」原画制作。”02年/『宮沢賢治の山猫と学ぶ楽しい木版画教室』(日貿出版社)出版。”04年/日本版画会会長。”06年/米国DENISON大学の招聘により木版画講座講師。”12年/日本版画会退会、無所属となる。