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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-09-21 / その他教養 / 学内講座コード:130570

霊魂と死後世界の探求 特別編 葬儀と死者供養

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月28日(日)~10月12日(日)
講座回数
5回
時間
(間に10分間休憩あり) 最終回のみ13:00~15:00(休憩なし)
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
16,000円
定員
30
その他
ビジター価格 18,400円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
霊魂と死後世界の探求は、人間が文化や文明をきずきはじめたときから、最大の関心事でした。というより、人間の文化や文明は、死者をどう弔うか?という課題から始まったという説すらあるくらいです。今回はこの探求のなかから、葬儀と死者供養に焦点を当てて、考察していきます。

【講義概要】
葬儀と死者供養は世界中の宗教で普遍的に見られるいとなみです。いいかえれば、葬儀と死者供養をしない宗教はあり得ません。本講座では、現代日本における葬儀と死者供養を考察することから始まって、世界の宗教における葬儀と死者供養を、時間的にも空間的にも、可能なかぎり幅広くとりあげます。じつは葬儀と死者供養は、宗教や地域によって、驚くほど異なります。また歴史的な変化も、思いのほか大きいのが実情です。たとえば、現代日本では、臨終を迎えた人は近親者に看取られるのが幸せな最期とみなされています。しかし、明治維新以前は、仏教の教えにもとづいて、臨終を間近に控えた人の看護は近親者がしてはならないという通念がありました。理由は近親者の存在は執着の原因となり、あの世にうまく往けないと考えられていたからです。このように、日本だけ見ても、死にまつわる対処の仕方は一筋縄ではありません。私たちは近代化の過程で、生ばかりを見つめ、死を真摯に見つけることを避けてきました。それが昨今、死生観が混乱の極みにある根本原因です。ここで一度、死を、葬儀と死者供養という視点から、じっくり見つめてみませんか。

【各回の講義予定】
第1回 2014/ 9/28(日) 現代日本の葬儀と死者供養(9月28日)
第2回 2014/ 9/28(日) 日本における葬儀と死者供養の歴史(9月28日)
第3回 2014/10/ 5(日) チベット仏教・テーラワーダ仏教の葬儀と死者供養(10月5日)
第4回 2014/10/ 5(日) キリスト教・イスラム教の葬儀と死者供養
第5回 2014/10/12(日) これからの葬儀と死者供養を考える

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『いま知っておきたい霊魂のこと』(NHK出版)(1,400円)(ISBN:978-4140815878)

講師陣

名前 正木 晃
肩書き 慶応義塾大学講師
プロフィール 1953年神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程満期退学。専門分野は宗教学。日本とチベットの密教を中心に、修行における心身変容やその視覚表現を研究。著書に『空海と密教美術』(角川学芸出版)、『現代の修験道』(中央公論新社)をはじめ、多数がある。
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