検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2013-04-13 / その他教養:宗教・哲学:芸術・文化 / 学内講座コード:810418

現代美学の射程―生活と環境の美学―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
04/20(土) ~ 05/25(土)
講座回数
5
時間
13:00 ~ 14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
12,000円
定員
30
その他
※入会金については、各種減免制度があります。詳しくはパンフレットをご覧ください。
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

「美しい」、「快い」といった概念に秘められた意味は、何よりもまず日常のコンテクストのうちで理解されるものです。
他方、それが哲学をはじめとする諸々の学問のうちで理解されることも事実です。
この講座では、日常性のうちにある「美」について様々な角度から検討を加えるとともに、その哲学的な思索の系譜と現代社会における具体的な意味について考えていきます。


たとえば、「食べる」ことには様々な側面が伴っています。
空腹を満たすことから始まり、何を食べるかという選択を通じて自己を確認したり、その咀嚼において神を味わったりすることもできます。人間は、このように拡張された精神的空間を生きていると言えます。
と同時に、社会制度やシステムと全く切り離されて「食べる」ということは不可能です。
このことから当然、「おいしい」という判断にもさまざまな前提条件がかかわってくるわけです。「美しい」といった言葉についても同じことが言えます。

5回の講義では芸術や日常生活の内にある「美」や「快」を哲学・思想のテクストを通じて探求しつつ、現代美学の射程を概観していきます。
哲学的・美学的概念の解明にとどまらずその応用的な領域(消費活動・ビジネスシーン・欲望・政治等)についても具体的に言及してゆくことになるでしょう。


主な講義内容
●現代芸術の始まり
―プラトンからニーチェ、そしてアートワールドへ―
●「雰囲気の美学」と日常性の演出
−G・ベーメとE・ゴフマンを手がかりに―
●趣味と階級
―文化的背景の構造―
●ブランディングの美学
―消費と享受―
●?感性の覚醒
―フォーディズムとの戦い―

備考

テキスト
『美/学』(大学教育出版)(2,100円)

講師陣

名前 酒井 紀幸
肩書き 早稲田大学 教授
プロフィール
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.