大学公開講座のセカンドアカデミー

呼吸はこころとからだの鏡で、これらをつなぐのが呼吸の役割です。
また、こころとからだの健康は一体で、その要となっているのも呼吸にほかなりません。理想的な呼吸法によって自身のリズムを調え、それにあわせたヨーガを行うことで、こころとからだの調和を目指します。
体位を作るためのヨーガではなく、こころとからだの一体感とプロセスを大切にした、呼吸を重視したヨーガです。高齢の方でも安心して参加できるプログラムとする予定です。

ヨーガの基本的な呼吸法と体位法を身につける
自分の身体感覚に目覚め、姿勢やしぐさなどを意識できるようになる
自分のこころのあり方をコントロールできるようになる

等を到達目標としたいと思います。


本講座の特徴である腹式丹田呼吸法という理想的な呼吸法を実践することによって、交感神経と副交感神経の調和を創り上げます。
この呼吸法は、セロトニンを分泌させて、気持ちにやすらぎと余裕をもたらし、集中力を身につけることができます。
なかなか思うように動かないからだですが、呼吸の流れとからだの動きをピッタリと一致するように実践することによって、おのずとからだも活性化するでしょう。
からだの堅い柔らかいや性別、年齢を超えて、やさしいヨーガから学んでいきましょう。
このヨーガによって、眠ってしまった身体感覚を取り戻し、疲れたこころを癒すことでしょう。


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運動のできる季節に応じた服装・バスタオルをご持参ください。


テキスト
『心を鍛えるヨーガ』（NHK出版）（660円）

名前	番場　裕之
肩書き	日本ヨーガ光麗会会長　早稲田大学講師
プロフィール	－