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講座詳細情報

申し込み締切日:2024-01-01 / 文学 / 学内講座コード:”2341K002

『劇的』に楽しむシェイクスピア ロマンス劇「冬の夜語り」

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
1月11日(木)~2月29日(木)
講座回数
4回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
3,000円
受講料
10,100円
定員
15
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
「オレにはヤボウのワキバラをけりたてるハクシャはない」

劇場でこのセリフを聴いた時、私には全く意味がわからず、この言葉だけが頭の中をくるくる回り、お芝居を楽しむことができませんでした。これがシェイクスピア劇初体験の思い出です。それ以来、私はシェイクスピア劇を原文(英語)で味わうことにしました。

「演劇は 自然に対して向けられた鏡である」

これはシェイクスピアの演劇論として、頻繁に引用されるハムレットのセリフです。その原文は to hold the mirror up to nature
natureを「自然」と訳しているのですが、この日本語で良いのでしょうか?私はnatureを「本質」と訳して、次の日本語にしたいと思います。

「演劇は 人間のありのままの姿を映し出す鏡である」

人間の本質を描いたからこそ、時空を超えて愛されるシェイクスピア。
彼のお芝居を楽しむための案内人となることができれば幸いです。

今回取り上げる作品はロマンス劇「冬の夜語り」です。原題はThe Winter’s Taleで「冬物語」と訳されることが多いようです。ところが坪内逍遥は「冬の夜ばなし」と訳し、福原麟太郎は「冬の夜語り」と訳しました。本講座ではそれを継承して「冬の夜語り」と表記します。

●The Winter’s Taleは「冬物語」という日本語で良いのか?
●悲劇でも喜劇でもない「ロマンス劇」とは?
●Exit、pursued by a bear「熊に追われて退場」というト書きの謎
●The Coast of Bohemia ボヘミアの海岸?
●16年の時を経て解決する物語~「時」という役者の登場
●ロイヤル・バレエ団「冬の夜語り」~バレエで「語る」シェイクスピア劇

【講座スケジュール】
第1回 01-11 13:00~14:30
第2回 01-18 13:00~14:30
第3回 02-22 13:00~14:30
第4回 02-29 13:00~14:30

備考

【対象者】
演劇が好きな方

単位数:1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 又木 克昌
肩書き 演劇人、シェイクスピア研究家
プロフィール 薬剤師資格を持つ異色のシェイクスピアリアン。イギリスにて演劇武者修行を行い、舞台での実戦経験に基づいてシェイクスピアを「劇的」に解説する講座を各地で行っている。映像制作も行い、独自取材による映像資料に定評がある。講師本人が英語と日本語で演じるばかりでなく、映像を駆使した視覚的・聴覚的に楽しむことができる講座が特徴。
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