大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
日本には八百万の神がいるといわれます。神社というと鬱蒼とした森とお社でどこも同じように見えますが、神々の性格は千差万別といってもよいほどです。古くから続く神社にはさまざまに不思議な伝承をもつ神々が祀られてきました。風土や歴史のなかで育まれ、また変容してきた信仰のありようを、伝承にもとづきつつ、歴史や地理環境などもまじえて考えていきます。
今回は「まつろわぬ神々編」として、正体の分かりにくい神々を祀る神社をとりあげます。東北から関東にかけて広く祀られる得体のしれないアラハバキ神、古代神話からこぼれ落ちた星の神、異形の手長神・足長神、農民に優しい鬼の神。地域のなかでどのような過程で信仰されるようになったのか、探ってみましょう。

【講座スケジュール】
第1回 10-06 10:30～12:00
第2回 10-27 10:30～12:00
第3回 11-10 10:30～12:00
第4回 11-24 10:30～12:00

※教室都合により、変則的な日程となりますので、ご注意ください。

単位数：1単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	武田 比呂男
肩書き	十文字学園女子大学 教授
プロフィール	日本古代文学、民俗文化専攻。共著書に『柳田国男探求』、『安倍晴明の文化学』、『シャーマニズムの文化学』、『躍動する日本神話』、など。