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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-08-20 / 健康・医療 / 学内講座コード:2321Z001

都市における高齢者のセルフ・ネグレクト 東京23区の今を考える

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 飯田橋キャンパス(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
8月30日(水)
講座回数
1回
時間
14:00~15:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
東京23区の今を考える 都市における高齢者のセルフ・ネグレクト
本講座は公益財団法人特別区協議会と東京都立大学オープンユニバーシティの連携講座です。

特別区プレミアム講座「東京23区の今を考える」は特別区協議会とオープンユニバーシティの連携講座です。有数の大都市東京の社会的課題や、対応に関して広く東京都区民に理解を深めていただくことを目的とした講座です。多くの方々に受講していただけるよう、特別価格で提供し、入会金も不要です。
尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

介護サービス等の公的支援や家族・近隣等からの私的支援のいずれも得ることができず、「支援の谷間」に落ちる人が、都市には潜在的に相当数いる可能性があります。これらの人は孤立死といった形で顕在化する場合があり、東京23区内でも65歳以上の孤立死と考えられる事例が2020年には4千人を超え、その数は年々増加しています。
支援の谷間に落ちる人の中で、特に衣食住や医療・福祉サービスなど自らの健康や安全の維持に必要な物や支援を得ることができずに放任されている状況を「セルフ・ネグレクト」といい、孤立死、虐待、ゴミ屋敷等の問題に関連して注目されています。セルフ・ネグレクトは、本人の意思によってそのような状態になっている場合と、認知症や精神的な病気、または様々な事情のために意欲が低下して、意図せずそのような状態になっている場合があります。意図的か否かに関わらず、セルフ・ネグレクトは一部の特殊な人だけの問題ではなく、誰にでも生じうるものです。
本講義では、セルフ・ネグレクトとは何か、その概念をめぐる論点を解説した後、東京における高齢者のセルフ・ネグレクトの実態とそのような状態に至る背景や要因を紹介し、地域における支援策について考えます。

《セルフ・ネグレクトの例》
・家の前や室内に大量のゴミが散乱
・極端に汚れた衣類を着ていたり、尿や便がもれていても放置
・窓や壁に穴があいていたり、壊れかけた家に住んでいる
・認知症や介護を必要とする状態であっても介護サービスを拒否
・病気やケガをしていても治療を拒否

【講座スケジュール】
第1回 08-30 14:00~15:30

備考

単位数:0単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 杉原 陽子
肩書き 東京都立大学 都市環境学部 教授
プロフィール 博士(保健学)。
東京大学大学院医学系研究科博士後期課程修了。
東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター研究所)主任研究員、鎌倉女子大学家政学部准教授等を経て現在は東京都立大学都市環境学部 都市政策科学科 教授。
専門分野は社会老年学、高齢者福祉、保健社会学。
高齢者の介護、孤独、セルフ・ネグレクトなど高齢期の心身の健康や生活上の諸課題への支援策、高齢者の力を活用した地域づくりについて研究。主な著書は『老年学を学ぶ-高齢社会の学際的研究-』(桜美林大学出版会)、『介護保険制度の評価-高齢者・家族の視点から-』(三和書籍)、『老年学要論-老いを理解する-』(建帛社)など。
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