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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-11-09 / 健康・医療 / 学内講座コード:2231Z105

ゲノム編集技術を用いた医科学研究の最前線

主催:東京都立大学オープンユニバーシティ東京都立大学 オンライン講座(東京都)]
問合せ先
東京都公立大学法人 東京都立大学
東京都立大学オープンユニバーシティ
TEL: 03-3288-1050
FAX: 03-3264-1863
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/
〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1東京区政会館3階
YouTube Logo
開催日
11月19日(土)
講座回数
1回
時間
16:00~17:30
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
1,000円
定員
30
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座内容】
遺伝子の機能の理解から治療戦略へ
「ゲノム編集技術を用いた医科学研究の最前線」
プレミアム講座は東京都立大学教員の専門的かつユニークな研究の内容を紹介する講座です。興味のある方々に受講していただけるよう特別価格で提供しており、入会金も不要(一般の方)です。高校生は無料で受講できます。尚、当講座に関しては事前のキャンセルの場合でも受講料は返却いたしませんのでご了承願います。

生物の遺伝情報を自在に書き換えることができる「ゲノム編集」の技術は、遺伝子の機能の理解のための基礎研究から医学、薬学、農学をはじめとする様々な分野の研究において欠かすことのできない重要な技術になっており、この技術の開発者であるドイツのマックス・プランク感染生物学研究所のエマニュエル・シャルパンティエ博士とカリフォルニア大学バークレー校のジェニファー・ダウドナ博士は2020年にノーベル化学賞を受賞しました。
2人が発明した「CRISPR/Cas9」(クリスパー・キャスナイン)と呼ばれるゲノム編集の技術では、「細菌」の免疫の仕組みを利用して生物の遺伝情報の狙った部分を極めて正確に切断したり、切断したところに別の遺伝情報を組み入れたりすることができます。このゲノム編集の画期的な手法は、日本人研究者が1980年代に大腸菌で見つけたDNAの塩基配列がもとになっています。
本講座では、予備知識を必要とせず、以上のような遺伝子を書き換えるための技術の発展の歴史や、ゲノム編集技術「CRISPR/Cas9」によってどのようにして遺伝子を書き換えることができるのか、その原理について解説します。さらに、ゲノム編集技術を用いた最新の研究成果の例について解説するとともに、ゲノム編集の結果得られた知識や変異細胞コレクションなどの研究成果が、どのように社会に役立つのか、新たなガン治療戦略の開発などを例に解説します。

【講座スケジュール】
第1回 11/19 16:00~17:30

備考

※高校生は専用ページからお申し込みください。

※高校生の参加は無料です。
※アーカイブ配信(録画)も視聴できます。

単位数:0単位

※定員の充足状況の変化で、締切前でも受付終了・開講中止等になる場合があります。

お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 廣田 耕志
肩書き 東京都立大学 理学部 教授
プロフィール 博士(理学)。
東京大学理学部生物化学科卒業。東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。理化学研究所(和光)博士研究員。京都大学医学部助教-准教授を経て、2012年より現職。
専門は生物化学で染色体恒常性維持機構の解明などの研究を行っている。
2021年には、世界で初めてゲノム上で細胞内シグナル経路を統合し遺伝子を活性化させる仕組みを発見し、話題となった。
第1種放射線取扱主任免状、サッカーD級指導者、サッカー4級審判員
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